GAFA（ガーファ）
GAFA（ガーファ）とは、アメリカの主要IT企業であるGoogle（グーグル）、Amazon（アマゾン）、Facebook（フェイスブック）、Apple（アップル）、4社の頭文字を取った略称。検索を軸として、買い物、SNS、携帯アプリなどのプラットフォームを提供し、人々の生活のインフラになっている。また、それぞれがもつプラットフォームから膨大なユーザーデータを収集し、検索履歴や消費傾向などのデータを集め、ビッグデータを解析してサービス改善のみならず、人工知能（AI）などのデジタル技術を駆使して、新しい価値の提供を行っている。
またアメリカのGAFAに迫る勢いがあるとして、近年では中国のIT企業群BATH（バス・バース）も注目を集めている。
＜GAFA4社の特徴＞
| Google（グーグル）
世界最大級の検索プラットフォームを運営する他、Google広告（インターネット広告）のGoogle AdSense（グーグルアドセンス）、Google AdWords（グーグルアドワーズ）、Webページのアクセス解析を行うGoogle Analytics（グーグルアナリティクス） 、無料のメールサービスGmail（ジーメイル）を手掛けている。 |
| Amazon（アマゾン）
世界最大級のマーケットプレイス型のネットショップを運営する他、動画配信サービスAmazon Prime Video（アマゾンプライムビデオ）や、電子書籍リーダーAmazon Kindle（アマゾン キンドル）なども提供している。 |
| Facebook（フェイスブック）
世界で20億人以上が利用しているSNSを運営する他、画像投稿のSNS、Instagram（インスタグラム）、メッセージアプリMessenger（メッセンジャー）なども運営している。 |
| Apple（アップル）
Mac（マック）」やiPhone（アイフォン）、iPad（アイパッド）などのデジタル機器を開発提供している他に、こうしたデバイスに付随するOSの開発や、定額音楽サービスApple Music（アップルミュージック）、定額動画配信サービスApple TV+（アップルティビープラス）も運営。ハード、OS、ソフト、コンテンツをワンストップでユーザーに提供できる。 |