会津大学とTMNがデータ活用等で包括連携協定を締結
株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス
産学連携でキャンパス内の課題解決
公立大学法人会津大学(所在地:福島県会津若松市、理事長兼学長:宮崎 敏明、以下 会津大学)と、キャッシュレス決済サービスと情報プロセシングを推進する株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス(本社:東京都中央区、代表取締役:大高 敦、グロース市場:5258、以下TMN)は、相互の連携を強化し、POSシステムにおける購買データやキャンパス内で取得される各種データ、IoT技術を活用した取り組みにより、双方の発展に寄与することを目的に、下記のとおり包括連携協定を締結しました。
連携の内容
(1) データの解析および活用における産学連携に関すること。
(2) IoT分野の研究開発及び技術支援に関すること。
(3) システム開発における技術支援に関すること。
(4) IT関連技術の人材教育及び育成に関すること。
(5) その他相互に連携・協力することが必要と認められること。
連携の背景
TMNは、従前より有限会社スチューデント・ライフ・サポートが運営する会津大学内の学生食堂および売店に、クラウドPOS開発における実証実験として、POSシステムを提供しており、運用実績を積み上げてきました。今般、学生食堂や売店だけでなく、キャンパス全体に視野を広げ、データ活用を始め、IoT等の開発や技術支援など、双方の発展に資する取組みを実施するため包括連携協定を締結することといたしました。
今後の目標
まずは、学生食堂および売店で運用しているクラウドPOSから得られた購買データ活用し、需要予測によるフードロス削減や、製造計画の見直し、在庫管理など、様々な課題解決に向けて活動していく方針です。また今後は、学生とのオープンイノベーションも含め、IoT分野の研究開発や技術支援等を通じて、キャンパス内の非購買データを収集し、データ活用の幅を広げ、快適な学生生活が送れるよう魅力的なキャンパスづくりに貢献してまいります。
公立大学法人会津大学について
会津大学は日本で最初のコンピュータ理工学専門の大学として1993年に開学し、今年で創立30周年を迎えます。コンピュータ理工学は、応用性が広く、情報通信技術(ICT)のあらゆる分野を含み、将来性が高い知的生産技術の中核となる最先端の学問です。ICTに特化し国際環境豊かな大学として、先進的な研究・教育活動を進めてまいりました。
大学の第3の使命である社会貢献においては、共同研究・受託研究の推進、外部資金の獲得、大学研究成果の情報発信、知的財産管理、大学発ベンチャーや人材育成などの産学連携活動に取り組んでおります。また、福島イノベーション・コースト構想の一環としてのロボット研究開発事業や、リカレント教育としての女性IT人材育成など、ICTの専門性を活かした取組をはじめ、課題解決型の社会貢献を進めるための仕組みとして、会津オープンイノベーション会議(AOI会議)を開催し、ニーズベースの産学連携活動を展開しています。
<大学概要>
代表者:理事長兼学長 宮崎 敏明
所在地:福島県会津若松市一箕町鶴賀
開学:1993年4月
URL:https://u-aizu.ac.jp/
株式会社トランザクション・メディア・ネットワークスについて
キャッシュレス決済サービスおよび、決済とマーケティングを融合させる情報プロセシング事業を推進しており、クラウドPOSやポイント・ID統合、nextore(R)等の新たな取組を展開しております。決済については、2011年に、クラウド(シンクライアント)型電子決済における商用化を国内で初めて実現して以来、電子マネーを中核にクレジット、QR・バーコード、プリペイド等あらゆる決済手段をワンストップで提供するゲートウェイ事業を展開しています。スーパーやコンビニエンスストアなど幅広い業態でご利用いただいており、稼働端末台数は83万台(2023年3月末時点)となりました。
<会社概要>
代表者:代表取締役 大高 敦
(グロース市場: 5258)
本社所在地:東京都中央区日本橋2-11-2 太陽生命日本橋ビル18階
事業内容:電子決済サービスの開発及び提供
情報プロセシングサービスの開発及び提供
設立:2008年3月
資本金:61億3,580万4,665円
URL:https://www.tm-nets.com/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ