アットホーム、内見管理システムの開発に着手
アットホーム株式会社
~空室募集から内見、申込、重説まで不動産仲介業務をオンライン化~
不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区 代表取締役社長:鶴森 康史 以下、アットホーム)は、このたびスマートソリューションの新サービスとして内見申込・管理業務をオンライン化する「スマート内見管理(仮称)」の開発に着手しましたことをお知らせいたします。本サービスの提供開始時期は、2021年冬を予定しております。
【「スマート内見管理(仮称)」の概要】
「スマート内見管理(仮称)」は、不動産管理会社・仲介会社間で生じる内見申込・管理業務をオンライン化するシステムです。「ATBB(不動産業務総合支援サイト)」を基盤として、不動産会社が日常の業務シーンで活用しやすいシステムを目指し、2021年冬のリリースを予定しております。
従来、消費者の内見時などで仲介会社が管理会社に内見の申込を行う際、管理会社が指定する内見申込書への記入や名刺の提出を電話やFax等でやり取りしています。本サービスでは、内見希望者の情報や内見申込書、仲介会社の名刺情報、物件の鍵情報などをオンライン化し、このようなアナログなやり取りによって生じる不動産会社の業務負担やコスト削減に貢献いたします。
■主な特長
1.不動産情報流通プラットフォーム「ATBB」から内見申込が可能
仲介会社は、全国53,000店以上のアットホーム加盟店が利用する「ATBB」から内見申込が可能です。これにより、「ATBB」を利用する仲介会社は、物件紹介から内見申込、入居申込までを一気通貫で行えるようになります。
2.自社の運用フローに合わせて申込書・名刺などの受け取り方を選べる
管理会社は、仲介会社から受け取る内見申込書や名刺について、自社の運用フローに合わせてデータやFaxなど受け取り方法を選択できます。アットホームの調査(※)では、内見の予約受付時に受領した仲介会社の名刺情報を内見終了後保管している管理会社が80%以上でした。名刺の保管方法は各社で異なるため、本サービスをすぐに業務に取り入れられるよう受け取り方法を選択制にいたします。
※アットホームに加盟している全国の不動産会社 1,289店を対象に調査を実施
【背景】
近年、不動産業界におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)は加速しており、不動産業務を効率化するさまざまなソリューションが登場しています。入居申込や重要事項説明などをオンライン化する不動産会社は増えているものの、不動産業務シーンの中で日常的に発生している内見申込・管理業務をオンライン化している不動産会社は多くはありません。
今回、アットホームは管理会社と仲介会社を結ぶ内見管理システムの開発に取り組み、空室募集から内見、申込、重要事項説明まで不動産仲介業務一連の流れをオンライン化することで、不動産会社の業務効率化を図り、不動産業界全体のDXを促進いたします。また、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、従来通りの住まい探しが難しい中、内見までのリードタイムを短縮することで、消費者のスムーズな住まい探しをサポートいたします。
【アットホーム「スマートソリューション」の概要】
先端のテクノロジーを活用して、不動産業務の効率化・円滑化を実現し、不動産会社が接客などのコア業務に集中できる環境を提供するサービスです。物件の問合せから内見、申込、重要事項説明、契約の一連の業務をトータルにサポートし、日々の業務をよりスマートに変えていきます。
アットホームはこれからも全国58,000店以上のアットホーム加盟店の業務効率化、生産性の向上をサポートするさまざまな商品・サービスの開発・提供を通して、不動産業界の活性化、IT化およびDXに取り組んでまいります。
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