ビーマップの見守りサービス「おうちモニタ」の展開に向け、電力データとAIの連携による見守りサービスの実証実験を開始
株式会社ビーマップ
株式会社IRIS提供の見守りサービス「Mimamo」と連携し、良和ハウスが管理する広島地区の賃貸物件で実施します
株式会社ビーマップ（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：杉野文則、以下当社）は、スマートメーターにより取得した電力データとAIを活用した見守りサービス用のシステムを、新たに株式会社IRIS（本社：東京都港区、代表取締役：荒川敏勝、以下IRIS）が展開する見守りサービス「Mimamo」向けに提供することを予定しておりますが、この度株式会社良和ハウス（本社：広島市西区、代表取締役社長：和田伸幸、以下良和ハウス）が管理する広島市やその周辺の賃貸物件において、実際に導入・運用する形で実証実験を行うこととなりましたので、お知らせいたします。
当社は昨年度より3つの見守りサービス「おうちモニタ」の展開に向けた取り組みを開始しており、スマートメーターによって取得した電力データを見守りサービスに活用することを目的としたAIの開発を大学発のベンチャー企業と共同で行うなどして、現在も見守りサービス用のシステム構築に努めております。そしてこの度、「おうちモニタ」の本格的な展開に向けた最終段階として、居住者に実際に見守りサービスを利用していただく形での実証実験を行うこととなりました。
今回の実証実験は、IRISが提供する、IoT電球やモーションセンサーを活用した見守りサービス「Mimamo」が新たに進める、電力スマートメーターを活用した見守り用として、当社が電力データとAIを活用した見守りサービス用のシステムを提供。これを、広島地区、岡山地区で不動産事業を展開する良和ハウスの賃貸物件の居住者を対象に希望者を募り、実際に半年間にわたって見守りサービスをご利用していただく形で行います。
当社では今回の実証実験を通じ、開発済みのAIによる判断の正確性を検証し、実験中に得られた様々な成果をさらにAIに学習させることによって、AIによる解析の精度を上げるとともに、「もしも」の事態が発生した際のご家族への通知や駆け付けサービスとの連携が、より正確かつ迅速に行えるよう、運用面からの検証も行います。
■当社が想定する電力データ活用による見守りサービスのイメージ
今回の実証実験が終了し、その成果を反映させたのちには、速やかに各地の住宅にサービスを提供できるよう展開いたします。当社の新たな柱となる３つの見守りサービス「おうちモニタ」のうち、電力データ活用の見守りサービスがいよいよ始動します。どうぞ、ご期待ください。
■高齢者・単身者向け見守りサービスについて、当社のこれまでの取り組みについては、下記プレスリリースをご参照ください。
『大家さん、家族も安心！電力データやWi-Fiを活用した「安否確認」、「健康管理」などシニアや単身家族の健康を見守る3つのサービス開始』(2023年9月21日発表)
https://www.bemap.co.jp/library_file/cms_file/24050701148.pdf
『東京大学、東京理科大学発のベンチャー企業と協業で電力データを活用した見守りサービス用のAIを開発』(2024年4月23日発表)
https://www.bemap.co.jp/library_file/cms_file/24042301144.pdf
■株式会社良和ハウス について
本社：広島市西区
代表取締役社長：和田伸幸
「お部屋探しのベストパートナー」をモットーに、1965年の創業から40年以上にわたって不動産の管理運営・賃貸・仲介業を営む。その管理戸数3万3,044戸(※1)は中四国エリアNo.1の実績。さらに仲介・管理のいずれかだけでなく、その両方に力を入れることで“部屋を契約したらおしまい”にはせず、入居から退去まで居住者と向き合い、安心・安全な住まいの提供に尽力しています。
(※1)…全国賃貸住宅新聞2023年8月7日付 第1567号掲載記事より
■株式会社IRIS について
本社：東京都港区
代表取締役：荒川敏勝
2019年９月に設立以来、不動産管理業の保証事業およびDX推進コンサルタント、不動産Techソリューション事業を展開するとともに、見守り方法や生活に関する緊急時の対応などをプランとして組み合わせ、利用者のニーズに合わせて選べる見守りサービス「Mimamo」を全国の不動産物件向けに提供しています。
