エクイニクス、液冷サービスを日本で初めて提供開始
エクイニクス・ジャパン株式会社
大阪IBXデータセンターOS3において、AI向け高性能コンピューティングシステムの高効率な冷却が可能に
グローバルなデジタルインフラストラクチャ企業であるエクイニクス(Nasdaq:EQIX、日本法人代表取締役社長 小川 久仁子、以下「エクイニクス」)は、大阪に位置するIBX(R)データセンター「OS3」において、お客様のニーズに合わせたさまざまな液体冷却(以下、液冷)方式に対応するため、冷水をお客様のラックやケージに直接提供するサービスを国内で初めて開始いたしました。さらに、9月に品川キャンパス(東京都港区 港南地区)で開設予定の IBXデータセンター「TY15」においても同様の液冷サービスを提供いたします。また、標準化された液冷サービスは、グローバル48都市で展開され、お客様の液冷ソリューションの設計から実装までの時間を大幅に短縮することが可能となります。
エクイニクスは、企業のAIワークロードを強化する液冷の導入を加速しており、高TDP(熱設計電力)で稼働するCPUやNVIDIA GPUをより効率良く冷却し、パフォーマンスとエネルギー効率を最大限に高めることができます。
エクイニクスの液冷サービスが実現する最高レベルのユーザーエクスペリエンス
エクイニクスの冷却サービスでは、お客様は、信頼性の高いデータセンタープラットフォーム上に自社に最適な液冷システムを柔軟に導入することできるため、AIなどの高い計算能力を必要とするワークロードをサポートすることが可能となり、高スループットで低遅延なパフォーマンスを実現するとともに高速データアクセスが保証されます。より高密度の電力が必要な最新世代のGPUやCPUを搭載したシステムを望むお客様にも、最高レベルのユーザーエクスペリエンスを提供します。 なお、2024年1月には、グローバルにおいてNVIDIA DGX AIスーパーコンピューティング向けフルマネージドサービスを発表しており、お客様のAI エクスペリエンスをさまざまなサービスでご支援いたします。
Platform Equinixを活用した電力集約型インフラストラクチャ
Platform Equinix(R)は、お客様のデータ活用の実現に必要なデジタルエコシステムへのアクセスを可能にするプラットフォームであり、クラウド、グローバルネットワークバックボーン、デジタルエコシステムおよびエッジなどの相互接続拠点に位置付けることで、高電力密度をサポートするデータセンターサービスを提供します。
その実現のめに、エンドツーエンドの液冷ソリューションに必要な知識を有する専門家チームをグローバルで組閣し、エクイニクスのエキスパートが、お客様や技術パートナーと協力し、二次冷却ループや液冷ケージの設計と構築をご支援いたします。
先進的なグローバルレベルの液冷サービスのメリット
– 競争力を引き出す最高のパフォーマンスお客様は最先端の冷却性能と計算能力を活用し、AI技術などのデータ駆動型ビジネスの競争力を強化することができます。また、エンタープライズ対応の液冷を使用してワークロードを最適化することで、ハードウェアのパワーと効率を最大限に活用できます。
– 安定稼働の実績高電力密度を必要とするお客様のアプリケーションに対して、実運用の安定稼働を確保できます。 具体的には、Platform Equinix上において、ミッションクリティカルな液冷対応のデジタルインフラストラクチャを構築できます。
– 高エネルギー効率液冷は液体を媒体としてICT装置からの排熱の搬送を行うため、少ない流量や、小さな温度差で効率的にサーバーを冷却することが可能です。これは、液体が空気の3,000倍以上の熱を伝導する性質から、より少ないエネルギーで効率的な冷却を実現し、データセンターの密度を高めることが可能となります。さらに、新しい配管技術により、液漏れのリスクも極めて低減されています。 Gartner(R) Glossary, Liquid Coolingより )
エクイニクス日本法人 代表取締役社長 小川 久仁子のコメント
「お客様はデジタルビジネスを加速するために、データの利活用に着目されています。そのようなデータ集約型ビジネスのアドバンテージを得るためにはAIを含めた新しいテクノロジーの活用が不可欠で、それを下支えするデジタルインフラストラクチャをタイムリーに物理的にも論理的にも最新化していくことが重要です。今回の液冷サービスの拡充により、企業のビジネスの展開をグローバルレベルでタイムリーにご支援するとともに高効率な冷却技術の適用によりサステナブルなデジタルインフラストラクチャをご提供できると確信しています」
エヌビディア 日本代表 兼 米国本社副社長 大崎 真孝氏のコメント
「エクイニクスの先進的な液冷サービスは、NVIDIAの最新GPUのパフォーマンスと性能をさらに最適化し、持続可能性とエネルギー効率を高めるのに極めて有効です」
※GARTNER, MAGIC QUADRANT, HYPE CYCLE, Gartner PEER INSIGHTSは、Gartner Inc.または関連会社の米国およびその他の国における登録商標およびサービスマークであり、同社の許可に基づいて使用しています。All rights reserved.
エクイニクスについて
エクイニクス(Nasdaq:EQIX)は、グローバルなデジタルインフラストラクチャ企業です。先進的な企業や組織であるデジタルリーダーは自社の成功に向けて、信頼できるプラットフォームとしてエクイニクスを選定し、基盤となるインフラストラクチャをソフトウエアレベルのスピードで集約し、相互接続しています。エクイニクスは、お客様が競争優位性を向上させる上で必要とする適切な場所、パートナー、可能性のすべてにアクセスできるよう支援します。エクイニクスの利用により、ワールドクラスの体験に加え、俊敏な拡張、デジタルサービスの迅速な立ち上げと共に、サステナビリティの目標をサポートすることで、ビジネス価値の増大が可能になります。
Forward Looking Statements
This press release contains forward-looking statements that involve risks and uncertainties. Actual results may differ materially from expectations discussed in such forward-looking statements. Factors that might cause such differences include, but are not limited to, risks to our business and operating results related to the current inflationary environment; foreign currency exchange rate fluctuations; increased costs to procure power and the general volatility in the global energy market; the challenges of acquiring, operating and constructing IBX and xScale(R) data centers and developing, deploying and delivering Equinix products and solutions; unanticipated costs or difficulties relating to the integration of companies we have acquired or will acquire into Equinix; a failure to receive significant revenues from customers in recently built out or acquired data centers; failure to complete any financing arrangements contemplated from time to time; competition from existing and new competitors; the ability to generate sufficient cash flow or otherwise obtain funds to repay new or outstanding indebtedness; the loss or decline in business from our key customers; risks related to our taxation as a REIT and other risks described from time to time in Equinix filings with the Securities and Exchange Commission. In particular, see recent and upcoming Equinix quarterly and annual reports filed with the Securities and Exchange Commission, copies of which are available upon request from Equinix. Equinix does not assume any obligation to update the forward-looking information contained in this press release.
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