【賃貸未来研究所】長久手市の職員を対象としたシリーズセミナー(第2回)を開催
大東建託
「街の住みここち」を題材に長久手市の未来を考える(7/19(金)、於・長久手市役所)
大東建託株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員 CEO:竹内啓)は、2024年7月19日、愛知県長久手市の職員を対象に、当社賃貸未来研究所(フェロー:宗健)によるシリーズセミナーの第2回を開催しました。本年1月実施のセミナーに続き、今回は、20部署から27名が参加しました。宗健フェローによる社会の変化に関する講義を基に、参加した職員は長久手市が直面する課題と10年後の未来像などについて検討し、活発な議論を展開しました。
当社は、このようなセミナーを通じて、持続可能な街づくりに貢献するとともに、自治体が抱える課題解決の一助となることを目指しています。
〈ポイント〉
● 第1回(2024年1月実施)の好評を受け、「街の住みここちランキング」を題材に、愛知県長久手市の自治体職員向けセミナーの第2回を開催
● 第2回セミナー(7月19日)には、長久手市の20部署から27名が参加
●参加した職員が長久手市の課題や10年後の未来像などについて検討・議論
第2回セミナー・職員が考える長久手市の10年後の未来像
第1回セミナー(1月12日開催)では、認知バイアスなど思考の偏りや歪みに関する知識をはじめ、先入観無くデータを読む方法についての講義を行い、「街の住みここちランキング」の詳細データなどから長久手市の現状把握へ続きました。
これを踏まえ、第2回となる今回は、消滅可能性自治体、将来人口推計、高齢化率、テクノロジーの進歩(自動運転・AI・医療技術)など、各種統計データや経済予測などから、これから起きる世の中の変化(予測)に関して宗健フェローが講義を行い、さらに、部署横断型の少人数グループに分かれて長久手市の現状を多面的に捉え、参加者が考える10年後の長久手市の未来の姿を描きました。
長久手市役所内で実施したセミナー会場の様子
セミナー開催の経緯と狙い
大東建託と長久手市は、「住みここちのよいまちづくり」を考えるきっかけとして、1月12日に第1回セミナーを開催しました。参加者アンケートでは、高い満足度が得られ、「データの見方の手引きとして分かりやすかった」「先入観、思い込みではなく、データから事実を読み取ることを意識することが重要であると改めて知ることができた」など、多くの好評の声をいただき、第2回の開催に至りました。部署の垣根を越えて様々な立場の職員が参加し、対話を深めることで、長久手市の未来に向けた新たなアイデアや課題解決の糸口を見出すことを狙いとしています。
なお、本シリーズセミナーの第3回目も実施を検討中です(日程未定)。次回は、職員が少人数のグループに分かれてフィールドワークを行い、実際の市内の状況を踏まえて、市の課題等に対する解決策を考えていく見込みです。
愛知県長久手市について
長久手市は、名古屋市近郊の恵まれた立地を活かした良好な住環境の整備により、平均年齢が日本一若い市となっています。市の西側は住宅やおしゃれな店舗などの新しい街並みが広がり、東側は緑豊かな田園風景が残り、「都市と自然」がバランス良く共存しています。2005年に開催された愛・地球博を契機に市の東西をリニモが結び、交通利便性も高まりました。駅の沿線には大学や大型商業施設が立地し、賑わいがあります。2022年11月には愛・地球博記念公園内に「ジブリパーク」がオープンしました。2024年3月には第2期エリアが完成し、さらなる賑わいが期待されています。
≫ 愛知県長久手市(https://www.city.nagakute.lg.jp/)
セミナー講師プロフィール
宗 健(そう たけし)
麗澤大学教授 博士(社会工学・筑波大学) ITストラテジスト
大東建託株式会社 賃貸未来研究所 フェロー
1965年北九州市生まれ。1987年九州工業大学工学部卒業、株式会社リクルート入社。通信事業部、求人系インターネットサービス企画マネジャー、ForRent.jp編集長、ISIZE住宅情報編集長、R25式モバイル編集長などを経て、2006年株式会社リクルートフォレントインシュア代表取締役社長。2012年リクルート住まい研究所長、2018年7月大東建託株式会社賃貸未来研究所長、2020年4月AI-DXラボ所長(兼担)、2021年4月麗澤大学客員教授を経て、2023年4月より 麗澤大学教授、大東建託株式会社賃貸未来研究所フェロー。
▼プレスリリースはこちら
https://www.kentaku.co.jp/corporate/pr/info/2024/release_nagakute_sumicoco_20240723.html
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