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AOSデータ社、データコマースDataMart.jpに文化財オープンデータを公開 ~Data to AI(R)仕事術で文化財分野の生産性向上~

AOSデータ株式会社

企業データとAIの利活用カンパニー、AOSデータ株式会社 (本社:東京都港区、代表取締役社長 吉田 宣也 以下 AOS データ社)は、文化財分野に関わる研究者、政策立案者、教育機関、市民に対して、文化財の保護、活用、普及に関する多様なデータを提供しています。これにより、文化財の保存と管理、市場の透明性を確保し、文化財保護の課題解決に向けたデータ駆動型のアプローチに貢献するAI学習用データコマースプラットフォーム「DataMart.jp」( https://datamart.jp/ )で公開したことをお知らせします。


■文化財データの高まり
文化財は、私たちの歴史や文化を理解する上で欠かせない貴重な遺産です。しかし、物理的な劣化や災害、盗難などのリスクに常にさらされており、その保護と保存は重要な課題となっています。その中で、デジタル技術の発展に伴い、文化財の情報をオープンデータとして公開する取り組みが進んでいます。このオープンデータの活用は、文化財の保存だけでなく、教育や研究、観光、地域振興など多岐にわたる分野において重要な役割を果たしています。以下に、文化財分野のオープンデータが重要となってきている背景について説明します。

1. デジタル技術の進展
– デジタル技術の発展により、大量の情報を効率的に収集、保存、公開することが可能となりました。文化財のデジタルアーカイブ化が進み、広くアクセスできるようになりました。
2. 教育・研究の促進
– 文化財に関するデータをオープンにすることで、研究者や教育機関がデータに容易にアクセスできるようになり、研究の質とスピードが向上します。また、教育現場でも実物に触れる機会が少ない学生がデジタル資料を活用して学ぶことができます。
3. 文化遺産の保存と保護
– オープンデータは文化財の保存や修復に関する情報を広く共有する手段となり、適切な保護活動が行われる一助となります。また、デジタル化されたデータは物理的な文化財の劣化や消失に対するバックアップとしても重要です。
4. 市民参加と文化理解の向上
– 一般市民が文化財に関するデータにアクセスすることで、文化遺産に対する理解と関心が高まります。文化財の保護活動への市民参加が促進され、地域の文化的なアイデンティティの強化にも繋がります。
5. 観光振興と経済効果
– 文化財に関するオープンデータは観光資源としても活用され、観光客の興味を引く手段となります。デジタルデータを用いたバーチャルツアーやガイドアプリなどが観光産業を活性化させ、地域経済に貢献します。
6. グローバルな文化交流
– オープンデータを通じて、世界中の文化財に関する情報が共有され、異なる文化間の理解と交流が深まります。国際的な研究協力や文化イベントの企画など、グローバルな視点での文化交流が促進されます。
7. 政策形成と意思決定の支援
– 政府や自治体が文化財に関するデータを活用することで、効果的な文化政策の策定や資源配分の最適化が可能となります。データに基づく意思決定が行われることで、文化財の保護や活用に関する施策がより実効性を持つようになります。

これらの要因により、文化財分野のオープンデータはますます重要性を増しており、その活用が多様な分野で期待されています。

■文化財データとは
文化財は、私たちの歴史や文化を理解するための貴重な資源であり、その保護と活用は社会全体にとって重要な課題です。デジタル技術の進展により、文化財の情報をオープンデータとして公開する取り組みが進み、多くの分野でその活用が期待されています。文化財のオープンデータは、教育や研究、観光振興、地域活性化など、多岐にわたる分野で活用されており、文化財の保護と普及に大きな役割を果たしています。具体的な文化財分野のオープンデータの分野にごとに説明します。

1. 国宝・重要文化財データ
– 文化財の名称と分類
– 所在地と地理座標
– 指定年月日と指定理由
– 所有者または管理者の情報
– 文化財の詳細な歴史や背景情報
2. 史跡・名勝・天然記念物データ
– 史跡・名勝・天然記念物の名称
– 指定地域の範囲と地理情報
– 指定年月日と保護目的
– 自然環境や景観の詳細な説明
– 関連する歴史的な出来事や人物
3. 美術品・工芸品データ
– 美術品・工芸品の名称と作成年代
– 作成者の名前と略歴
– 所在地や展示場所
– 技法や使用材料の詳細
– 過去の展示履歴や評価
4. 建築物データ
– 建築物の名称と用途
– 建築年代と設計者
– 建築様式と特徴
– 保存状態と修復履歴
– 建築物の歴史的な価値や意義
5. 文化財修復データ
– 修復対象の名称と場所
– 修復の実施期間と内容
– 修復に使用した技法や材料
– 修復の費用と資金提供者
– 修復後の保存状態と評価
6. デジタルアーカイブデータ
– デジタル化された文化財のリスト
– 高解像度の画像や3Dモデル
– 関連する文書や説明書き
– アーカイブのアクセス方法
– デジタルアーカイブの更新履歴
7. 発掘調査データ
– 発掘調査の対象地域と期間
– 発掘調査の目的と方法
– 発見された遺物や遺構の詳細
– 調査結果の報告書や論文
– 発掘調査チームのメンバーと協力機関
8. 民俗資料データ
– 民俗資料の名称と分類
– 資料の収集場所と収集者
– 資料の歴史的な背景と使用目的
– 展示場所や保管場所
– 資料の保存状態と保存方法
9. 文書資料データ
– 歴史的文書のタイトルと作成年代
– 作成者や関係者の情報
– 文書の内容概要と重要性
– デジタル化された画像やテキスト
– 文書の保存場所とアクセス方法
10. 写真・映像データ
– 写真や映像のタイトルと撮影日時
– 撮影者の名前と背景
– 写真や映像の内容と意義
– デジタル化されたデータの提供方法
– 使用された機材や技術
11. イベント・展示会データ
– イベントや展示会の名称と開催日時
– 開催場所と主催者情報
– イベントや展示の内容詳細
– 過去の開催履歴と来場者数
– 今後の予定や関連イベント
12. 教育プログラムデータ
– 教育プログラムの名称と対象年齢
– プログラムの内容と目的
– 実施期間と場所
– 参加者の募集方法と参加費用
– 過去の実績と評価
13. 研究プロジェクトデータ
– 研究プロジェクトのタイトルと目的
– 研究期間と参加者
– 研究方法と成果
– 発表された論文や報告書
– 研究資金の提供者と金額
14. 地理情報システム(GIS)データ
– 文化財の位置情報と地図データ
– 保護区域や関連施設の情報
– GISデータの提供形式
– データの更新頻度と履歴
– 利用方法と制限事項
15. 観光情報データ
– 文化財に関連する観光スポット
– 観光ルートやツアー情報
– 観光施設のアクセス方法
– 入場料や開館時間
– 観光客の評価やレビュー
16. メタデータ
– データセットの名称と概要
– データ提供者と連絡先
– データの更新日時と頻度
– データの形式とサイズ
– 利用規約やライセンス情報

これらのデータは、文化財の保護・活用において多様な分野で重要な役割を果たしています。

■データの共有・活用から、資産として売買されるDXの推進へ
AOSデータは、『Data to AI(R) 』というキャッチフレーズを掲げ、AI・DX時代のAI&データドリブン経営のためのデータワンストップサービスを展開しています。具体的には、紙などのアナログ情報をデジタル化するプラットフォーム「aipapyrus.com」、企業内のデータを安全に共有・集積するプラットフォーム「idx.jp」、損失したデータを復旧するデータリカバリーセンター「data119.jp」、データを活用するためのAIデータ加工センター(データアノテーションサービス) 「aidata.jp」など、データのライフサイクル全体を一気通貫で管理するための各種ソリューションを、ワンストップで運営および提供しています。

「DataMart.jp」は、データ化、データ共有と保存、データ活用のデータライフサイクルの次に位置付けられる、企業間のデータ売買マーケットプレイスであり、企業データが資産として売買されるDXを推進いたします。

■AI学習用データコマース「DataMart.jp」を支える各賞受賞実績の技術
「DataMart.jp」は、経済産業大臣賞に輝くAOSグループのリーガルテックの技術、ITreview Grid Awardの3部門で連続受賞、2020年11月ITreview Customer Voice Leaders受賞の「AOSBOX」のクラウドバックアップ技術、BCN AWARD システムメンテナンスソフト部門最優秀賞を15年連続受賞したデータ管理技術、経済産業大臣賞を受賞したグループ企業のリーガルテック社のVDR技術を融合し、安全なデータのやりとりと共有および保管システムを基盤とするインテリジェントなDXソリューション「AOS IDX」を支えるソリューションとして開発されました。

■文化財データプロバイダーの募集
近年、文化財分野はデジタル技術の進展や様々な環境の変化に影響を受け、データの需要が急速に高まっています。データに基づいた意思決定や戦略的アプローチは、文化財の保護、活用、普及において重要な役割を果たしています。DataMart.jpでは、この変化の波に乗り、新たなデータコマースの構築を目指しています。そのための第一歩として、質の高い文化財データを提供していただけるデータプロバイダーを募集しています。データを活用し、文化財分野の新しい未来を共に築くパートナーとして、ぜひ提携を希望しております。

【AOSデータ株式会社について】
名 称: AOSデータ株式会社 代表者:吉田 宣也
設 立:2015年4月 所在地:東京都港区虎ノ門5-1-5 メトロシティ神谷町ビル4F
資本金:1億円(資本準備金15億2500万円) 
URL:https://www.aosdata.co.jp/
AOSデータ社は、データ管理技術で知的財産を守る活動を続けており、企業7,000社以上、国内会員90万人を超えるお客様のデータをクラウドにお預かりするクラウドデータ事業、20年に渡り100万人以上のお客様の無くしてしまったデータを復旧してきたデータ復旧事業、1,300万人以上のお客様のデータ移行を支援してきたシステムデータ事業で数多くの実績を上げてきました。データ移行、データバックアップ、データ復旧、データ消去など、データのライフサイクルに合わせたデータアセットマネジメント事業を展開し、BCNアワードのシステムメンテナンスソフト部門では、14年連続販売本数1位を獲得しています。また、捜査機関、弁護士事務所、大手企業に対して、証拠データのフォレンジック調査や証拠開示のEデイスカバリサービスで数多くの事件の解決をサポートした技術が評価され、経済産業大臣賞を受けたグループ企業のリーガルテック社のリーガルデータ事業を統合し、今後一層、データコンプライアンス、AI・DXデータを含めた「データアセットマネジメント」ソリューションを通して、お客様のデータ資産を総合的に守り、活用できるようにご支援することで、社会に貢献いたします。また、 若手隊員の登用・育成を促進し、防衛省の優秀な人材確保・育成に寄与することを目的として作られた若年定年制度を支援し、先端技術のエンジンニアキャリアが活かされる産官連携で日本社会に貢献します。

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