ストックマークが「AWSジャパン 生成AI 実用化推進プログラム」パートナーに参画
ストックマーク
~企業特化生成AIを“低コスト×3ヶ月”で構築可能な特別パッケージを提供 ~
ストックマーク株式会社(本社:東京都港区、社長:林 達、以下:当社)は、アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社(以下、AWS)が実施する、企業の生成AI活用を技術支援やクレジット提供を含め包括的に支援する「AWSジャパン 生成AI 実用化推進プログラム」にパートナーとして参画します。
当社では、企業特化の生成AIを短期間で開発する「Stockmark 生成AIファストパス」を運営し、パナソニックHD様他と協業しています。
参画に伴い、生成AI実用化推進プログラムに採択された企業様向けに開発コストを抑えつつ3か月間で構築可能な「特別パッケージプラン」を、2024年8月1日より開始します。企業特化の生成AIに必要なデータ構造化・継続追加事前学習・ファインチューニング・精度評価のプロセスを3ヶ月の短期集中かつ低コストで実現します。
Stockmarkの特別パッケージプランに参加するメリット
1.3か月という短期間で成果を獲得
当社のLLM開発ノウハウや企業専用LLM開発支援のノウハウを活かし、短期集中でLLM構築の支援するため、3か月間※1という企業特化LLMの構築において最速レベルのスピード感で成果を得られます。
※1:お取組み内容によって3か月を超える支援期間となる可能性があります。
2. AWSが生成AI関連のAWSサービス利用料に適用できるクレジットを提供、 企業特化生成AI開発における初期費用を削減
AWSによるクラウド利用料サポートが受けられるほか、当社よりLLM構築に関する最先端の知識・ノウハウの提供や、全体設計・非構造化状態にあるデータの構造化支援などを受けることができます。
3. データ構造化支援により、中長期的なデータマネジメントにつながる
当社では、図表を含む複雑な社内データを活用するためのマルチモーダルLLMや、RAGの精度向上に特化したデータ構造化プロダクトも開発しており、当プロダクトの利用料についても特別価格でご提供します。データを構造化することで、生成AI活用が一過性ではなく、中長期的なデータ・ナレッジマネジメントに繋がります。
4. Stockmark-LLM-13bをより精緻化させた進化版モデルの特別提供
当社が公開している130億パラメータの日本語LLM「Stockmark-LLM-13b」を精緻化させたモデルを無償提供します。
5. 柔軟で充実した構築支援プラン
当社がフルスクラッチ※2で開発行った、日本語に強くビジネス領域に特化したLLM「Stockmark-LLM-13b」や、同様の特長を持ちながらより精緻化を行い、ハルシネーション※3の大幅抑止を可能にしたLLM「Stockmark-LLM-100b」をベースにしたLLM構築支援から、当社モデル以外をベースにする場合でも、全体設計やデータの構造化などLLM構築における初期段階の支援も可能です。
※2:システムを作る際に、既存のモデルを用いずにゼロから組み上げる開発手法
※3:人工知能が学習したデータからは正当化できないはずの回答を堂々とする現象
プログラム推進イメージについて
当プログラムにご参加頂いた各企業様は、ご状況やご要望に合わせて柔軟にカスタマイズすることができます。
「AWSジャパン 生成AI 実用化推進プログラム」について
先進企業における、生成AIを活用したイノベーションを促進させることを目的とした新たなプログラムです。
企業特化生成AIの開発や、Amazon Bedrock等を活用して生成AIを組込んだサービスの開発に取り組む企業を対象に「利用総額の半額に対するAWSサービスクレジット※4」や「AWS Solution Architect / Professional Services によるサポート」の提供を行います。さらに、当社も含めたパートナー企業より「ビジネスプラン策定」や「インフラ構築」、「開発支援」、「実運用を含めた運用保守」などを一貫して提供します。
※4:Amazon EC2 (P4/5, Inf/Trn,)、Amazon SageMaker,、Amazon Bedrock,などのクレジットが対象
「Stockmark 生成AI ファストパス」について
当社では、ビジネス領域においてGP`T-4より高い精度でハルシネーションを抑制することができる、国産モデルでは最大規模のLLM「Stockmark-LLM-100b」を2024年5月に公開しました。
これに伴い、本施策を開始し、企業特化の生成AIに必要な「データ構造化・継続追加事前学習・ファインチューニング・精度評価」のプロセスを3ヶ月の短期集中かつ低コストで提供しています。
2024年7月2日には、パナソニックHD様とのPanasonic-LLM-100bの共同開発等、多くの企業様の企業特化生成AI開発を支援しています。
「Stockmark-LLM」について
「Stockmark-LLM」は、当社がフルスクラッチで開発した、日本語・ビジネス領域に特化したLLMです。130億パラメータの中型モデル「Stockmark-LLM-13b」と、国内最大規模の1,000億パラメータのモデル「Stockmark-LLM-100b」の2つのモデルを開発し、商用利用可能な形式でモデルを公開しました。
Stockmark-LLM:https://llm.stockmark.co.jp
Stockmark-LLM-13b
「AWS LLM 開発支援プログラム※5」を活用して2023年10月に公開した、日本語特化LLMです。
当モデルは、日本語単独であることに加え、当社が独自に収集したビジネスに関するオープン情報や特許などのデータを豊富に学習したためビジネス領域に特化したモデルです。更に、一般的な汎用モデルと比較しても高速で出力することが可能なため、ビジネス用途で重要視される「精度」「出力速度」双方で高い性能を発揮することができます。
※5:「AWS LLM 開発支援プログラム」は、LLM開発を行うための計算機リソース確保に関するガイダンス、AWS上でのLLM事前学習に関わる技術的なメンタリング、LLM 事前学習用クレジット及びビジネス支援等のサポートを提供するAWSジャパンが2023年7月に開始したプログラムです。現時点で募集は終了しています。
Stockmark-LLM-100b
「Stockmark-LLM-100b」は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下:NEDO)の事業である、「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業/ポスト5G情報通信システムの開発」において開発され、2024年5月に公開したLLMです。
当該事業は、国内の生成AIの開発力強化を目的として経済産業省が実施するGENIACプロジェクトと連携して実施されているものであり、国内事業者に対して生成AIの開発に必要な計算資源の確保と利用料補助を実施するものです。
当モデルは、「Stockmark-LLM-13b」と同様に、フルスクラッチで開発を行った日本語・ビジネス領域に特化した1,000億パラメータ規模のモデルであり、ハルシネーションの大幅抑止を実現することで、厳密さが重視されるビジネスシーンでも信頼して利用することができます。
ストックマーク株式会社について
ストックマーク株式会社は「価値創造の仕組みを再発明し、人類を前進させる」をミッションに掲げ、最先端の生成AI技術を活用し、多くの企業の企業変革を支援しています。
社内外の情報をワンストップで検索できる「Anews」及び、あらゆるデータを構造化し企業の資産に変える「SAT(Stockmark A Technology)」を運営しています。
さらに、企業特化生成AIの開発や、独自システムの構築も支援しています。
会社名 :ストックマーク株式会社
所在地 :東京都港区南青山一丁目12番3号 LIFORK MINAMI AOYAMA S209
設立 :2016年11月15日
代表者 :代表取締役CEO 林 達
事業内容:自然言語処理を活用した、
事業機会の探索と意思決定の支援を行うサービスの開発・運営
URL :https://stockmark.co.jp/
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