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NEC、EIPA会員間のデジタルインボイス相互接続テストへ参加し22社との送受信に成功

日本電気株式会社

デジタルインボイスサービス「KMD Connect」を利用した社内システムからのデジタルインボイス送付を検証

NECは、デジタルインボイス推進協議会(以下、EIPA(エイパ))会員間で実施した相互接続テスト(以下、接続テスト)に参加しました。本接続テストにてNECのデジタルインボイス(Peppol e-invoice)(*1)サービス「KMD Connect」を利用した送受信に加え、当社基幹システムからの同サービスを活用したデジタルインボイス送信も無事完了したことをお知らせいたします。

【EIPA会員間の相互接続テストの結果の公表について】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000126358.html

従来、請求書は紙で郵送されることが一般的でしたが、電子帳簿保存法への対応、環境問題への配慮、バックオフィス業務の効率化の観点から請求書の電子化、デジタルインボイス化が進んでいます。
NECは自社をゼロ番目のクライアントと位置付け、まずは最新のテクノロジーを自社で実践することで社内変革を推進し、そこで得た活きた経験やノウハウをお客様へ提供することで、お客様のDX実現、ひいては社会価値の創造に貢献しています。
この取り組みの一環として、NECは、EIPA会員企業として自社のみならず、社会全体としての請求業務にかかる負荷の最小化を目指し活動しています。
接続テストへの参加結果
本接続テストでは、デジタルインボイスサービス「KMD Connect」を利用し異なるベンダー(NEC含むEIPA会員有志23社)とのデジタルインボイスの送受信を行いました。また、「クライアントゼロ」活動の一環として自社で利用する基幹システム(SAP)からのデジタルインボイスの送信を行い、無事完了しました。
今後の自社利用における取り組み
NECはお取引先様との請求書送付・受領において、電子インボイス・デジタルインボイスの利用を促進していきます。お取引先様はデジタルインボイスで請求書を受領いただくことで、請求書の受取に伴う出社・開封・振分などの作業が不要になるほか、自社システムへの請求書情報の入力作業の削減・効率化にも繋がります。NEC自身も本取り組みの促進により郵送による請求書送付に比べ約3割のコスト低減を見込んでおります。
今後のビジネス展開について
「クライアントゼロ」として得た知見・ノウハウを「KMD Connect」サービスのご利用提案に活用し販売を促進していきます。
 また、NECより販売しているERPシステムのEXPLANNERシリーズにおいても、「KMD Connect」サービスとの更なる連携の強化を予定しております。
KMD Connect について
「KMD Connect」は欧州で15年以上の提供実績を持つクラウド型の電子請求サービスです。販売・会計領域などの基幹システムと連携することで、デジタルインボイスの送受信やPDF形式の電子請求書を送付することができます。
■Webサイト:https://jpn.nec.com/kmdconnect/index.html

(*1)デジタルインボイス(Peppol e-invoice)について
Peppol(Pan European Public Procurement Online)とは、請求書(インボイス)などの文書をネットワーク上でやり取りするための「文書仕様」「運用ルール」「ネットワーク」のグローバルな標準仕様であり、Peppol e-invoiceはPeppolのネットワークを介して送受信することのできるデジタルインボイスを指します。現在、欧州各国のみならず、オーストラリアやニュージーランド、シンガポールなどの欧州域外の国も含め30カ国以上で利用が進んでいます。

<本件のお問い合わせ先>
NEC インダストリアルDX統括部
E-Mail:pr@kmdconnect.jp.nec.com
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