鍵の管理に革命 キーボックスをDX化した「Smakye(スマーキー)」の取り扱い開始
株式会社スパックエキスプレス
様々な現場に利用されるキーボックスにBluetooth通信機能を付加させ、スマートフォンアプリでカギの取り出しが行えるスマートキーボックスを取扱い開始しました。
2024年7月1日、株式会社スパックエキスプレス(本社:東京都港区新橋5-7-1、代表取締役:三宅勇雄)は、住宅設備機器を販売するDOORCOM株式会社(本社:東京都港区 代表取締役:松井伊織)のスマートキーボックス「Smakye(スマーキー)」の取り扱いを開始しました。
【従来のキーボックスの問題点】
様々なシーンで利用されている簡易型キーボックスはダイヤルやボタン操作で暗証番号を入力すれば、簡単に解錠できる構造です。価格が安くランニングコストや設置工事も必要ないため比較的低コストで導入が可能である反面、セキュリティー上の問題が多くトラブルも多発しているのが現状です。
不特定多数の利用者がキーボックスを利用する場合、一度共有した暗証番号は管理者が番号の変更を行わない限りいつまでも利用が可能であり、管理者は暗証番号の変更のためにその都度キーボックスが設置されている現場に出向かなければなりません。4桁の番号を組み合わせた暗証番号は、一通りの組み合わせパターン(総当たり)で解錠することも可能なため、第三者でもキーボックスを解錠することが可能となります。従来型のキーボックスでカギを管理している場合、空室への不法侵入や悪質な犯罪に空き部屋が利用される事件が多発するなど、警察も不動産業界団体へキーボックスの悪用について啓発活動を実施し、キーボックスの管理体制の見直しなどの防止策を求めるなど、カギの管理者の頭を悩ませる大きな問題となっています。
従来のキーボックス
【キーボックスをDX化した「Smakye」】
このような問題を解決するために、キーボックスをDX化し、より高機能で高いセキュリティー機能を有したキーボックスと管理ソフト、専用のアプリケーションを組み合わせ開発されたのが「Smakye」です。
強固なボディーを備えたキーボックスは南京錠型と壁固定型の2タイプを用意し、どのような場所でも利用が可能で、キーボックスへのアクセスを許可された利用者は専用のアプリ「Smakye」をダウンロードすればキーボックを解錠することができます。上位管理者がアクセス権限を付与した利用者だけがキーボックスを解錠できるため総当たりや漏洩した暗証番号では解錠ができないように設計されており、従来のキーボックスと比較して非常に高いセキュリティー性を担保しています。
【高機能管理ソフト「Smakye-Manager」】
高機能を有した管理ソフトの「Smakye-Manager」は、遠隔操作で支店や営業所の登録・
削除に加え管理施設に設置するキーボックスの登録・削除も自由自在に可能です。また、1ユーザーに複数のキーボックスが解錠できるように設定することや、複数のユーザーが一つのキーボックスを解錠できるように設定することができるなど、様々な利用シーンに合わせた設定登録が可能です。
専用アプリでキーボックスを解錠できるユーザーの登録機能では、ユーザーがキーボックスを解錠可能な日時の設定や時間の設定など、多彩なスケジュール管理が可能です。また、キーボックスの履歴一覧では解錠日時や施設名、利用ユーザーの一覧が確認できるためカギの戻し忘れや紛失時の追跡も可能となります。
カギの受け渡し業務から解放され、遠隔での操作が可能になるため、施設の管理工数の削減や管理費用のコスト削減に繋がり、より高品位なセキュリティーを担保できるカギの共有ツールです。
問い合わせについて
株式会社スパックエキスプレスでは、製品のご購入だけではなく、運用方法のご相談も承ります。
当社ショールームでも実機をご覧いただけます。
担当者コメント
セキュリティーサービス部 和田従来のキーボックスは、当社でも業務現場でよく見かけました。不特定のメンバーと鍵を共有することは便利ですが、鍵の紛失や返却に関するトラブルが時折発生し、心当たりがない場合には不安を感じることもありました。 この新しい製品は、現場管理者だけでなく、使用者の安心感も向上させることができると考えています。使い方も非常に簡単ですし、権限をクラウド上で発行できるため、新しいメンバーを簡単に招集できる点も優れています。 当社の理念である「安全・安心・快適」を提供するための製品として、非常に適していると強く感じております。ぜひ、一度試験的にでもお使いいただければと思います。