AOSデータ社、データコマースDataMart.jpに都市開発オープンデータを公開
AOSデータ株式会社
~Data to AI(R)仕事術で都市開発分野の生産性向上~
企業データとAIの利活用カンパニー、AOSデータ株式会社 (本社:東京都港区、代表取締役社長 吉田 宣也 以下 AOS データ社)は、都市開発分野において、研究者、政策立案者、企業、市民に向けて、市場動向や安全性、栄養情報など多岐にわたるデータを通じて、都市の持続可能性と発展に貢献する都市開発オープンデータを、AI学習用データコマースプラットフォーム「DataMart.jp」( https://datamart.jp/ )で公開したことをお知らせします。
■都市開発データの高まり
近年、都市化の進展とともに、都市開発の持続可能性や効率性が重要な課題となっています。このような背景から、都市開発分野におけるオープンデータの重要性がますます浮き彫りになっています。都市開発分野におけるオープンデータの重要性は、次のような要因があります。
1. 透明性と参加の促進:
市民や利害関係者に対して都市計画や政策決定の透明性を高め、参加を促進します。市民はデータを通じて都市の現状や将来の計画について理解し、意見を述べることができます。
2. 効果的な都市管理:
都市の運営や管理において重要な情報源となります。例えば交通データや人口統計データを分析することで、交通渋滞の緩和や効率的な公共サービスの提供が可能となります。
3. イノベーションと経済活性化:
民間企業や研究機関による新たなサービスや技術の開発を促進し、経済活性化に寄与します。例えば、位置情報や環境データを活用したスマートシティの技術革新が進んでいます。
4. 持続可能な開発の推進:
持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた政策立案やモニタリングに役立ちます。環境データやエネルギー使用状況などを共有することで、都市の持続可能性を高める方策を迅速に展開することが可能です。
5. 政策の効果検証と改善:
政策の効果を客観的に評価し、必要に応じて改善するための基礎データとして活用されます。市民のフィードバックやデータに基づく分析を通じて、より効果的な都市計画や政策の実施が可能になります。
これらの背景から、オープンデータは都市開発において不可欠なツールとして位置付けられており、その重要性は今後さらに高まると考えられています。
■都市開発データとは
近年、都市開発が急速に進展する中で、都市の持続可能性確保や効率的な都市管理がますます重要となっています。このような課題に対応するため、都市開発分野におけるオープンデータの重要性が増しています。オープンデータは、市民参加の促進や透明性確保、効果的な政策立案、さらには新たなイノベーションの推進に寄与します。具体的には、都市計画、交通、人口統計、環境、経済など多岐にわたるデータが、政府や関連機関によって公開され、市民や研究機関、民間企業によって活用されています。より良い都市環境の実現に向けたデータ駆動型の意思決定が可能となり、持続可能な開発目標(SDGs)の達成にも寄与しています。都市の発展と市民の福祉向上を両立させるために、オープンデータの利活用は今後ますます不可欠とされています。
都市開発のオープンデータの具体的な内容を挙げます。
1. 都市計画データ
– 土地利用計画
– ゾーニング情報
– 建設規制情報
– 公共施設の配置情報
– 都市再開発計画
2. 交通データ
– 道路網データ
– 交通量データ(車両数や渋滞状況)
– 公共交通機関の運行データ(バスや電車の時刻表など)
– 駐車場の位置情報と利用状況
– 自転車・歩行者用インフラの情報
3. 人口統計データ
– 人口動態(出生率、死亡率など)
– 住宅統計(住宅の種類、所有形態など)
– 世帯数と世帯構成
– 年齢層別の人口分布
– 移動・通勤パターンのデータ
4. 環境データ
– 大気汚染レベル(PM2.5など)
– 緑地面積と分布データ
– 水質データ(河川や湖沼の水質)
– 廃棄物処理とリサイクルデータ
– 自然災害リスクや防災施設の情報
5. 経済データ
– 産業構成と産業分布
– 雇用統計(業種別、労働力の動向)
– 企業の位置情報と規模
– GDP成長率と経済指標
– 投資動向と不動産市場データ
6. 教育データ
– 学校の位置情報と種類(小学校、中学校、高校、大学)
– 教育施設の設備情報
– 学校の生徒数と学力評価
– 教育予算と支援プログラムのデータ
– 就学率と進学率の統計
7. 観光データ
– 観光スポットの位置情報と種類
– 観光客数と訪問動向
– 宿泊施設の利用状況と種類
– 観光イベントの開催データ
– 観光関連の経済効果と雇用創出データ
8. 健康データ
– 医療施設の位置情報と種類
– 健康診断の受診率と健康状態
– 生活習慣病の発症率と予防データ
– 緊急医療サービスの利用統計
– 健康増進施策とその効果評価
9. 文化データ
– 文化施設(博物館、美術館など)の位置情報と収蔵品データ
– 文化イベントの開催状況と参加者数
– 文化財保護と修復プロジェクトの進捗状況
– 地域の伝統文化と文化交流プログラムのデータ
– 文化産業の経済貢献度と雇用効果の統計
10. スポーツデータ
– スポーツ施設の位置情報と種類(競技場、体育館など)
– スポーツイベントの開催履歴と観客動員数
– スポーツクラブやチームの数と活動状況
– 健康促進のためのスポーツプログラムと参加者数
– スポーツ産業の経済効果と市場規模のデータ
11. テクノロジーデータ
– デジタルインフラの整備状況(インターネット速度、電子政府の進展など)
– スマートシティ技術の導入状況と効果評価
– デジタルサービスの普及率と利用者データ
– データセキュリティとプライバシー保護の取り組み
– ICT産業の成長と投資動向の統計
12. 安全データ
– 犯罪発生率と治安情報
– 防犯施設の配置と効果評価
– 災害時の避難施設と避難計画のデータ
– 消防活動の実績と救助率の統計
– 地域安全活動と防災訓練の実施状況
13. エネルギーデータ
– エネルギー使用量とエネルギー源の比率
– 再生可能エネルギーの導入状況と効果分析
– エネルギー効率改善のための政策と達成度
– エネルギー供給安定化の取り組みと効果評価
– エネルギー価格と消費者の負担率のデータ
14. 都市景観データ
– 建築物の高さやデザインガイドラインの適用状況
– 都市景観保全と再生プロジェクトの進行状況
– 公共空間の利用状況と改善施策
– 都市デザイン競技の成果と採用事例
– 歴史的建築物の保護と修復の実績データ
15. 規制データ
– 建築基準と規制要件の遵守状況
– 環境規制と汚染対策の実施状況
– 騒音規制と振動対策の効果検証データ
– 廃棄物処理規制とリサイクル率の統計
– 建設工事の安全基準と事故発生率のデータ
16. 政策・行政データ
– 都市開発政策と施策の実施状況
– 行政サービスの提供効率と利用者満足度
– 行政予算と効果的な財政運営の実績
– 地方自治体間のデータ共有と協力プロジェクト
– 行政改革と市民参加の推進状況
■データの共有・活用から、資産として売買されるDXの推進へ
AOSデータは、『Data to AI(R) 』というキャッチフレーズを掲げ、AI・DX時代のAI&データドリブン経営のためのデータワンストップサービスを展開しています。具体的には、紙などのアナログ情報をデジタル化するプラットフォーム「aipapyrus.com」、企業内のデータを安全に共有・集積するプラットフォーム「aosidx.jp」、損失したデータを復旧するデータリカバリーセンター「data119.jp」、データを活用するためのAIデータ加工センター(データアノテーションサービス) 「aidata.jp」など、データのライフサイクル全体を一気通貫で管理するための各種ソリューションを、ワンストップで運営および提供しています。
「DataMart.jp」は、データ化、データ共有と保存、データ活用のデータライフサイクルの次に位置付けられる、企業間のデータ売買マーケットプレイスであり、企業データが資産として売買されるDXを推進いたします。
■AI学習用データコマース「DataMart.jp」を支える各賞受賞実績の技術
「DataMart.jp」は、経済産業大臣賞に輝くAOSグループのリーガルテックの技術、ITreview Grid Awardの3部門で連続受賞、2020年11月ITreview Customer Voice Leaders受賞の「AOSBOX」のクラウドバックアップ技術、BCN AWARD システムメンテナンスソフト部門最優秀賞を15年連続受賞したデータ管理技術、経済産業大臣賞を受賞したグループ企業のリーガルテック社のVDR技術を融合し、安全なデータのやりとりと共有および保管システムを基盤とするインテリジェントなDXソリューション「IDX」を支えるソリューションとして開発されました。
■都市開発データプロバイダーの募集
近年、都市開発分野は急速に進化を遂げ、持続可能な都市の実現が求められています。デジタル技術の発展や都市化の進展により、正確で包括的なデータの重要性がますます高まっています。都市開発におけるデータ駆動型の意思決定が、未来の都市計画や政策形成の鍵を握っています。
DataMart.jpでは、この都市開発のデータ革命に参加し、質の高いデータ提供を通じて都市の持続可能性と発展を支援することを目指しています。私たちは、都市のインフラ、環境、住宅、交通など幅広い分野にわたるデータを集積し、その価値を最大化することで、都市開発に関わる各種ステークホルダーに価値あるインサイトを提供しています。
このたび、私たちは質の高い都市開発データを提供していただけるデータプロバイダーを積極的に募集しています。都市計画やインフラ整備、環境保護、経済分析など、多岐にわたるデータセットを通じて、都市の持続的な成長と改善に貢献するパートナーシップを築きたいと考えています。
データの提供や活用に関心のある企業や団体の皆様と共に、都市開発分野における新たな未来を創造するための協力を心よりお待ちしております。
【AOSデータ株式会社について】
名 称:AOSデータ株式会社 代表者:吉田 宣也
設 立:2015年4月 所在地:東京都港区虎ノ門5-1-5 メトロシティ神谷町ビル4F
資本金:1億円(資本準備金15億2500万円)
URL:https://www.aosdata.co.jp/
AOSデータ社は、データ管理技術で知的財産を守る活動を続けており、企業7,000社以上、国内会員90万人を超えるお客様のデータをクラウドにお預かりするクラウドデータ事業、20年に渡り100万人以上のお客様の無くしてしまったデータを復旧してきたデータ復旧事業、1,300万人以上のお客様のデータ移行を支援してきたシステムデータ事業で数多くの実績を上げてきました。データ移行、データバックアップ、データ復旧、データ消去など、データのライフサイクルに合わせたデータアセットマネジメント事業を展開し、BCNアワードのシステムメンテナンスソフト部門では、15年連続販売本数1位を獲得しています。また、捜査機関、弁護士事務所、大手企業に対して、証拠データのフォレンジック調査や証拠開示のEデイスカバリサービスで数多くの事件の解決をサポートした技術が評価され、経済産業大臣賞を受けたグループ企業のリーガルテック社のリーガルデータ事業を統合し、今後一層、データコンプライアンス、AI・DXデータを含めた「データアセットマネジメント」ソリューションを通して、お客様のデータ資産を総合的に守り、活用できるようにご支援することで、社会に貢献いたします。また、 若手隊員の登用・育成を促進し、防衛省の優秀な人材確保・育成に寄与することを目的として作られた若年定年制度を支援し、先端技術のエンジンニアキャリアが活かされる産官連携で日本社会に貢献します。
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