DX に関するお問い合わせはこちら
  • DX.WITH
  • PR TIMES
  • 仕入れデータの抽出・加工の自動化を実現。小売の現場DX・リテールテックを促進する研修プログラムをイオンリテール株式会社にて実施
PR TIMES

仕入れデータの抽出・加工の自動化を実現。小売の現場DX・リテールテックを促進する研修プログラムをイオンリテール株式会社にて実施

dotstudio

「課題抽出」→「デジタルを活用した現場実装」→「検証」のサイクルを回し、自ら現場の業務課題を解決できる人材の育成を目指す。

プログラミングだけではなく企画力・発信力を同時に育成するプロトタイピングスクール「プロトアウトスタジオ」が提供する、「プロトアウト作成トレーニング」をイオンリテール株式会社にて採用されました。
2023年8月～約3ヶ月間開催され、様々な部署の現場社員が業務で抱える課題を研修の中で実装、検証まで実施するプログラム。実装した素材は部署内でブラッシュアップされ、今後さらなる活躍が期待されます。
　
■周囲を巻き込み、デジタルによる業務改善を推進できる人材を育成するプログラム
本プログラムは、デジタル技術を知る・触れる・応用する「技術応用授業」と、身の回りの課題を取り上げ、デジタルを活用した解決行動を実際に起こす「制作授業」、最後にその成果を社内に広く発表いただく「成果発表会」の3部にて構成されます。

このようにプロトアウトスタジオでは、アプリケーション開発の手法を伝えるだけでなく 、受講生が実際の現場で発生している課題を捉える力 を養い、短期間でデジタルツールの制作から試験運用までを一貫して行う ことで、個人の育成だけではなく、チームや組織全体の文化醸成を目指した取り組みを行っています。

■受講生の成果物

“店舗別欠品商品／欠品率取得を自動化”
膨大な量の在庫管理をされている商品管理部では、データ抽出の単純作業に大きな時間を要し、肝心の補充値の見直しに時間が割けていないという課題が。
PAD（Power Automate Desktop）を使用し、店舗別欠品商品／欠品率を一発取得でき、商品部補充担当の毎週欠品率抽出作業時間を1/20以下にすることに取り組みました。

使用ツール
・Power Automate Desktop

“販売事故リスク上昇をデジタルで解決”
豊富な商品数を誇るオンラインショップでは、全ての商品を手作業で入力、管理しており、値段の誤表記など販売事故リスクが上昇していました。リスク減少のため、手作業で行われていた総工数547もの作業をPower Automate DesktopとPower Queryを使用して自動化されました。

使用ツール
・Power Automate Desktop
・Power Query

“公図作成を紙ベースからデジタル化”
土地の形状や隣地との位置関係、地番を示した公図。大きなショッピングセンターを作る際、何枚かの公図を紙ベースで法務局から購入したものを、手作業で切り貼りして作成していたそうです。この骨が折れる作業をデジタルで効率化。MAPPLE法務局地図ビューアで地図を表示、Power Automate Desktopで画像取得、トリミングまでを自動化し作業時間を１６時間から１時間へと削減し、さらに紙ベースの公図を購入するコストもカットした。

使用ツール
・MAPPLE法務局地図ビューア
・Power Automate Desktop

“議事録作成をAIにおまかせ”
月間25～30時間かかっていた議事録作成を、3.5時間まで短縮した事例。
議事録作成をOpenAIを使って文字起こしを行い、ChatGPTに要約を任せることで業務時間を9分の１まで短縮されました。スピード、クオリティともに部署内での評判は上々で、今後はよりシンプルに少ないツールでの実装に向けて改善を続けられています。

使用ツール
・Whisper API
・Python
・ChatGPT

“ノーコードツールで脱！Excel＆紙文化”
人材育成部では、脱！Excel＆紙文化を目指し、ノーコードツールのGlideを使用した接客コンクール審査用アプリを開発。これまでは審査員が紙に記入し、事務局がExcelに転記し集計する手法を用いていたが、開発されたアプリの「A-JUDGE」では、点数を入力するだけで集計、グラフ作成が可能となり、人・紙・時間の削減と手入力による人為的ミスをなくすことに取り組みました。

使用ツール
・Glide

“仕入れデータの抽出・加工を自動化”
日々様々な新商品を仕入れている、雑貨商品部での取り組みです。
小売業最大の投資である仕入れ。膨大なデータの取得や加工が手作業で行われており、分析や対策の実施に時間が割けていない現状がありました。そこで、PADを用いて販売実績データ取得、加工を自動化を実現し、お客様の要望に応えられる商品の仕入れに時間を割くために、今後も改善を続けていかれるそうです。

使用ツール
・Power Automate Desktop

・現場でトライ＆エラーできるビジネス人材の育て、組織を変革していく
プロトアウトスタジオでは、多様な業界・業種の人々が、日々の業務の中でリアルに感じる課題を自らの手で解決していく力の育成を目的としています。デジタルツールを活用し、業務課題に対して現場でトライ＆エラーできる人材を育て、組織の変革へと繋げていきます。
小売業だけでなく、医療者向けスクールなど様々な分野で導入中です。
■ テクノロジーを用いて自分たちの現場の課題を自分たちで解決するビジネス人材を育てる
プロトアウトスタジオでは、各事業ドメインで活躍するビジネス人材がテクノロジーを扱い活躍する世界を目指しており、プログラミングスクールとは異なるアプローチをとっています。
小売業界に限らず飲食、医療、農業などの業界で同様の取り組みを実施中です。

■ dotstudio株式会社
全ての人にモノづくりの楽しさを伝え、エンジニア以外の人でも興味を持った人がより簡単に自分が作りたいものをカタチに出来るようになる世界を目指しています。
プロトタイピングスクールの運営、研修、コンサルティング、イベント実施などを行っています。

本件に関するお問い合わせ： info+protoout@dotstud.io
会社名 ： dotstudio株式会社
所在地 ： 東京都千代田区外神田2-9-3 ユニオンビル工新 8F
代表者 ： 代表取締役 菅原遼介
事業内容 ： プロトタイピング専門スクール「プロトアウトスタジオ」の運営、企業向けDX人材育成研修、プロトタイピング人材育成研修、IoT研修事業等
設立 ： 2016年6月
スクール設立： 2019年4月
URL ： https://protoout.studio
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ