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HRMOS、社員のスキルや経験を可視化・最適な人材配置をAIで実現する「社内版ビズリーチ」を8月上旬より提供

株式会社ビズリーチ

ビズリーチで培った検索・マッチングのノウハウを「社内の異動・登用」に応用

株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:酒井哲也)が運営する、人財活用システム「HRMOS(ハーモス)タレントマネジメント」は、即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」で培った検索・マッチングの技術やノウハウを社内の異動・登用に応用し、最適な人材配置を実現する「社内版ビズリーチ」を2024年8月上旬より正式に提供開始します。
社内版ビズリーチの特徴は、AIを用いて、即戦力人材の採用と同じように、ポジション要件(職務内容・人材要件)となる「社内ポジション」と、社員のスキル・経験が網羅された「社内レジュメ」の情報を可視化し、そのデータをもとにした精度の高い検索・マッチングが可能な点です。
人材の流動性が高まるなか、HRMOSタレントマネジメントは社内版ビズリーチを通じて社内にあるキャリアの選択肢を可視化することで、優秀な社員の離職防止や社員のパフォーマンス最大化に寄与する、次世代のタレントマネジメントを実現します。
URL:https://hrmos.co/landing/hr/06_biz.html

■ビジネス環境の変化に応じた柔軟な異動・登用が必要な一方で、社内における「最適なマッチング」「社員のスキル・経験の可視化」「社員のエンゲージメント低下の防止」が課題に
人的資本経営の重要性が叫ばれるなか、ビジネス環境の変化に応じて柔軟な人材登用を実現するために、企業には採用力の向上と同時に、社内の人材配置の最適化が求められています。
一方で、ビズリーチ WorkTech研究所が企業の経営層や人事担当者を対象に行った調査※1では、会社都合による異動の課題について「社員の希望に合わない異動がモチベーション・エンゲージメントの低下を招く(55.4%)」「部署の求めているスキル・経験の社員を探すことが難しい(50.2%)」「社員一人一人の適性・能力を把握することが難しい(42.8%)」という回答の割合が高い結果となりました。HRMOSが企業向けに行ったヒアリングでも、人材配置を限定的な情報で属人的に決定している企業が多いことが分かっており、社員数の多い大企業になるほど、適任者を探すハードルが高くなっているのが現状です。
多くの企業において、社内の人材配置の最適化を実現するためには、社員のスキル・経験の可視化や、求めるポジションと社員の最適なマッチング、また異動・登用による社員のモチベーション・エンゲージメント低下の防止が必要です。

■人材の流動性が高まるなか、58.8%の企業が「直近1年で退職者が増加した」と回答。これからのタレントマネジメントに求められる「社内におけるキャリアの選択肢」の提供
特に社員のモチベーション・エンゲージメントの低下は、「優秀な人材の離職」のリスクを高めます。ビズリーチ WorkTech研究所の調査※1では、58.8%の企業が直近1年で退職者が増加したと回答し、最も問題視している退職者層として「新卒入社から5年~10年の社員(39.8%)」が最多となりました。これからの事業の中核を担う「ミドル層の離職防止」は企業にとって大きな課題であり、新たな経営アジェンダの一つといえます。
一方で、退職を検討したことのあるビジネスパーソンに調査※2を行ったところ、54.0%が在籍企業に対する不満・悩みとして「自身のキャリアの将来性」をあげました。人材の流動性が高まる現代において、ビジネスパーソンは常に社内外のキャリアの可能性を比較しています。これからのタレントマネジメントにおいて、企業は社員のスキル・経験、キャリアの希望を把握したうえで、社内におけるキャリアの選択肢を提供することが非常に重要となってきます。

■転職サイト「ビズリーチ」のノウハウを社内の異動・登用に応用した「社内版ビズリーチ」始動
社内版ビズリーチは、転職サイト「ビズリーチ」に求人と求職者のデータベースがあるように、HRMOSタレントマネジメントに社内のポジションと社員のデータベースをそれぞれ構築します。可視化された「社内ポジション」と社員の「社内レジュメ」のデータをもとにマッチングを行うことで、最適な人材配置をスピーディーに実現するものです。社内版ビズリーチによる異動・登用は、対象となった社員にとっても透明性が高く、スキル・経験を踏まえた最適な配置がはかられるため、異動・登用によるモチベーションやエンゲージメントの低下を軽減するとともに、離職防止やパフォーマンスの最大化が期待できます。
なお、社内版ビズリーチは、日系大手企業の人事・採用に関わる責任者の方とともに開発を行いました。ポジション要件を一元管理し、社員のアサイン状況を把握できる「ポジション管理」をはじめ、生成AIを用いて言語化・更新のハードルを下げ、社員のスキル・経験やポジション要件を可視化する「社内レジュメ自動生成」と「社内ポジション自動生成」、生成AIにより自然な言葉と特徴の近さで高度な検索やマッチングを実現する「タレント検索(提供開始時はβ版)」、社内に限定したセキュアな環境で求人を管理できる「社内公募」の5つの機能からなる機能群で構成されており、8月上旬より正式提供を開始します。将来的には、社内版ビズリーチと転職サイト「ビズリーチ」を連携させることで、新たなポジションで人材が必要となった際に、社内外よりシームレスに人材登用ができる世界を目指します。

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