PR TIMES

AOSデータ社、データコマースDataMart.jpに資源オープンデータを公開 ~Data to AI(R)仕事術で資源分野の生産性向上~

AOSデータ株式会社

企業データとAIの利活用カンパニー、AOSデータ株式会社 (本社:東京都港区、代表取締役社長 吉田 宣也 以下 AOS データ社)は、資源分野に関わる研究者、政策立案者、企業、市民において、市場の動向、資源の利用状況、環境影響などの多様なデータを通して、持続可能な資源管理を支援し、市場の透明性を確保するために課題解決に向けたデータ駆動型のアプローチに貢献する重要な資源オープンデータを、AI学習用データコマースプラットフォーム「DataMart.jp」( https://datamart.jp/ )で公開したことをお知らせします。


■資源データの高まり
資源分野におけるオープンデータの導入と活用が急速に進んでいます。これは、地球規模の環境問題や持続可能な開発が世界中で重視されるようになったことに起因しています。オープンデータによって提供される透明性は、政策立案、科学研究、そして市民社会の意思決定において、より広範な情報アクセスが可能になります。資源分野でのオープンデータが重要視されるようになってきた背景には、いくつかの重要な要因があります。これらは環境保全、経済的な効率性、科学技術の進展、政策立案の透明性といった広範な分野に関連しています。

1. 持続可能な資源管理
– 世界中で資源の枯渇と環境破壊が進んでいる中、持続可能な資源管理が急務となっています。資源の使用状況や環境への影響を明らかにすることで、より効果的な資源管理策を立てることができます。
2. 環境保護と生物多様性の保全
– 地球温暖化や生物多様性の損失など、環境問題が深刻化している現代において、関連データの透明性が求められています。これらの問題に対する認識を深め、国際的な連携を促進することが可能になります。
3. 政策立案の透明性とアカウンタビリティ
– 政策決定プロセスを透明にし、市民や関係者が政府の決定に対して適切に監視・評価する手段を提供します。政府の信頼性が向上し、より公平で効果的な政策が推進されることが期待されます。
4. 経済的な効率と新たな市場の創出
-新たなビジネス機会を生み出し、経済的な効率を向上させる可能性を持っています。例えば、再生可能エネルギーの利用拡大に関するデータが公開されることで、新たな投資の機会が生まれ、関連産業の発展が促進されることがあります。
5. 科学研究と技術革新の促進
-科学者や研究者がデータを容易に入手し、分析することを可能にし、新たな研究や技術開発につながります。より効率的な資源利用技術や環境保護技術の開発が進むことが期待されます。

これらの要因は相互に関連しており、オープンデータが資源分野での持続可能性、経済発展、科学技術の進展、そして政治的透明性を促進するための重要なツールとしての位置づけを強化しています。

■資源データとは
資源管理の分野での意思決定は、正確で包括的なデータに基づくことが不可欠です。オープンデータは、このような情報を広く提供し、持続可能な開発を支える重要な役割を果たしています。以下では、資源分野におけるオープンデータがカバーする分野と、それぞれに含まれる具体的なデータ項目について詳細に説明します。これらのデータは、政策立案者、研究者、企業、一般市民が資源の有効活用や環境保護に関連する意思決定を行う際に役立てられています。
1. 地質調査データ
– 岩石の種類と分布
– 地質構造と断層線
– 地下の物質組成
– 鉱床の位置と規模
– 地質時代と歴史
2. 鉱物資源データ
– 鉱物の種類と産地
– 採掘量と品質
– 鉱山の運営状況
– 輸出入データ
– 鉱物利用の歴史
3. 水資源データ
– 河川と湖の水質データ
– 地下水位と流量
– 水源の利用状況
– 灌漑用水の統計
– 水質汚染指標
4. 石油・天然ガスデータ
– 採掘井の位置と深さ
– 生産量と消費量
– 採油・採ガス技術
– パイプラインのルート
– 予備資源の推定量
5. 再生可能エネルギーデータ
– 太陽光発電の設備容量
– 風力発電の設置場所と能力
– 地熱発電のポテンシャル
– バイオマス利用統計
– 再生可能エネルギーの利用率
6. 森林資源データ
– 森林面積と種類
– 伐採量と再植林率
– 森林生態系の健康状態
– 野生動物の生息情報
– 森林火災発生データ
7. 土壌データ
– 土壌の種類と分布
– 土壌の化学的性質
– 土壌侵食の状況
– 土地利用の変化
– 農業利用における土壌管理
8. 大気汚染データ
– 主要都市の空気質指数
– 温室効果ガス排出量
– 工業地帯の汚染物質
– 交通からの排出データ
– 大気質改善策の効果
9. 気候変動データ
– 温度変化の長期データ
– 降水量とその季節変動
– 氷河や氷帽の減少
– 海面上昇率
– 極端気象イベントの記録
10. 漁業資源データ
– 漁獲量と漁獲種類
– 水産養殖の統計
– 漁業規制と管理措置
– 漁場の地理的位置
– 水産資源の持続可能性評価
11. 生物多様性データ
– 種の保存状況
– 生態系の分布と健康状態
– 保護区の範囲と管理
– 侵略的外来種の情報
– 絶滅危惧種のデータ
12. 廃棄物管理データ
– 廃棄物の量と種類
– リサイクル率と方法
– 廃棄物処理施設の位置
– 危険物質の処理記録
– 都市ごとの廃棄物政策
13. エネルギー消費データ
– 各セクターのエネルギー消費量
– 家庭用エネルギーの使用状況
– 産業別エネルギー効率
– エネルギー保存策の実施状況
– 代替エネルギーの採用率
14. 都市開発と土地利用データ
– 都市化の進展
– 土地利用変更の詳細
– 開発許可と土地売買記録
– 緑地保護区域の設定
– 都市計画の変更
15. 農業データ
– 作物の種類と生産量
– 農薬使用状況
– 畜産業の規模と生産
– 農地の水利用
– 食糧安全性の監視
16. エコツーリズムデータ
– エコツーリズム地の訪問者数
– 自然保護区の観光利用状況
– 環境教育プログラムの利用者数
– 保護活動への参加統計
– エコツーリズムの経済的影響

これらの分野のデータは、政府や研究機関、NGOによって収集され、公開されています。それぞれのデータは、環境保全、資源管理、政策立案、産業開発など多方面にわたる意思決定に利用されています。

■データの共有・活用から、資産として売買されるDXの推進へ
AOSデータは、『Data to AI(R) 』というキャッチフレーズを掲げ、AI・DX時代のAI&データドリブン経営のためのデータワンストップサービスを展開しています。具体的には、紙などのアナログ情報をデジタル化するプラットフォーム「aipapyrus.com」、企業内のデータを安全に共有・集積するプラットフォーム「aosidx.jp」、損失したデータを復旧するデータリカバリーセンター「data119.jp」、データを活用するためのAIデータ加工センター(データアノテーションサービス) 「aidata.jp」など、データのライフサイクル全体を一気通貫で管理するための各種ソリューションを、ワンストップで運営および提供しています。

「DataMart.jp」は、データ化、データ共有と保存、データ活用のデータライフサイクルの次に位置付けられる、企業間のデータ売買マーケットプレイスであり、企業データが資産として売買されるDXを推進いたします。

■AI学習用データコマース「DataMart.jp」を支える各賞受賞実績の技術
「DataMart.jp」は、経済産業大臣賞に輝くAOSグループのリーガルテックの技術、ITreview Grid Awardの3部門で連続受賞、2020年11月ITreview Customer Voice Leaders受賞の「AOSBOX」のクラウドバックアップ技術、BCN AWARD システムメンテナンスソフト部門最優秀賞を15年連続受賞したデータ管理技術、経済産業大臣賞を受賞したグループ企業のリーガルテック社のVDR技術を融合し、安全なデータのやりとりと共有および保管システムを基盤とするインテリジェントなDXソリューション「AOS IDX」を支えるソリューションとして開発されました。

■資源データプロバイダーの募集
近年、資源管理分野は、持続可能な開発と環境保護の観点から、大きな注目を集めています。特にデジタル技術の進化により、資源データの重要性が高まっており、正確なデータに基づく意思決定が業界の効率化と環境への負荷低減の鍵となっています。DataMart.jpでは、これらの変化に対応し、新たなデータコマースのプラットフォームを構築することを目指しております。このため、高品質な資源データを提供していただけるデータプロバイダーの募集を行っています。資源管理の進化に貢献し、共に未来を築くパートナーとしての提携を心よりお待ちしております。

【AOSデータ株式会社について】
名 称:AOSデータ株式会社 代表者:吉田 宣也
設 立:2015年4月 所在地:東京都港区虎ノ門5-1-5 メトロシティ神谷町ビル4F
資本金:1億円(資本準備金15億2500万円) 
URL:https://www.aosdata.co.jp/
AOSデータ株式会社は、クラウドバックアップのAOSBOXを初めとしたソフトウェアの導入からパソコンやスマートフォンの廃棄まで、ライフサイクルに合わせた様々な製品を提供し、2020年8月に「リーガルデータ事業」をグループ会社から事業承継しました。これにより、下記のラインナップで「データ管理」の製品とサービスをご提供しております。
・データトラブル予防対策の「クラウドバックアップ」
・データメンテナンスの「データ復元」「データ抹消」「データ移行」
・データトラブル事後対策の「データ復旧サービス」
・データをトラブルから守る「データセキュリティ」
・証拠データの復元調査や証拠データ作成を行う「リーガルデータサービス」
さらに2021年4月よりAOSグループのAI・DX事業部門を「データアセット マネジメント」ソリューションと融合し、産業DXのキーになるデータの利活用、特にAIのためのデータ利活用を最大にするデータプラットフォームの会社へと進化して参ります。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ