「アンメット・メディカル・ニーズ」の克服にチャレンジするAI創薬ベンチャー、ソシウム株式会社の論文がThe Journal Biomedical Research誌に掲載
ソシウム株式会社
2024年6月6日
NEWS RELEASE ソシウム株式会社
代表取締役 堀本勝久
ソシウム株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 堀本勝久、以下「ソシウム」)の
リン酸化解析事業に関する論文が、The Journal Biomedical Research誌に掲載されましたのでお知らせいたします。
弊社と南京医科大学薬学院(韓峰院長、陳冬寅教授)#1とは、独立行政法人国際協力機構(JICA)が支援する、中華人民共和国科学技術部(科技部)が実施する「科技部日中連携事業」#2(第二回)に採択されています。本論文は、その共同事業の成果となります。Katsuhisa Horimoto, Yuki Suyama, Tadamasa Sasaki, Kazuhiko Fukui, Lili Feng, Meiling Sun, Yamin Tang, Yixuan Zhang, Dongyin Chen, Feng Han. Phosphorylated protein chip combined with artificial intelligence tools for precise drug screening[J]. The Journal of Biomedical Research, 2024, 38(3): 195-205. DOI: 10.7555/JBR.37.20230082
(http://www.jbr-pub.org.cn/article/doi/10.7555/JBR.37.20230082?viewType=HTML)尚、本論文は雑誌のカバー論文に採択され、研究内容を表したイラストが雑誌の表紙を飾っています。http://www.jbr-pub.org.cn/index.htm また、本論文は共同事業の学術成果の2報目となり、1報目は以下の論文となります。
Lili Feng, Xiang Chen, Gang Sheng, Yingchun Li, Yingying Li, Yixuan Zhang, Kun Yao, Zhouyue Wu, Rong Zhang, Takayuki Kiboku, Atsushi Kawasaki, Katsuhisa Horimoto, Yamin Tang, Meiling Sun, Feng Han, and Dongyin Chen. Synthesis and Bioevaluation of 3-(Arylmethylene)indole Derivatives: Discovery of a Novel ALK Modulator with Antiglioblastoma Activities. J. Med. Chem. 2023, 66, 21, 14609-14622.
https://pubs.acs.org/doi/10.1021/acs.jmedchem.3c01090
本件に関するお問い合わせは、
contact@socium.co.jpもしくは、https://socium.co.jp/ja/contact/ まで、お願いいたします。#1【南京医科大学について】
1934年創立の「江蘇省立医政学院」が前身。1957年に「南京医学院」、1993年に「南京医科大学」に改称。江蘇省人民政府に属し教育部、国家衛生計画生育委員会が共同運営する地方重点大学。80年以上の歴史をもつ華東地区で有数の医科大学。
(https://spc.jst.go.jp/univorg/university/u0231.html)#2【中華人民共和国科学技術部日中連携事業について】
本事業は、2019年度よりJICAが支援する、中華人民共和国との間の民間連携事業の一つ。本邦企業が既に日本で実績を有し、確立された製品(技術)の中国に対する販路拡大を支援するもので、限定された分野において、中国側パートナー(研究機関や大学など)と共同研究や中国国内で行う実証事業などを通じて、実施している。
https://www.jica.go.jp/overseas/china/others/pr/index.html【リン酸化パスウェイ解析】
リン酸化パスウェイ解析Phospho-Totum(特許第6884389号)は、細胞中のリン酸化状態を網羅的に解析する世界初のシステムです。ガラスプレート(アレイ)上にスポットされた1,471種のタンパク質(基質)について、細胞もしくは組織の破砕液中のチロシンキナーゼによるリン酸化を計測できる。計測値は、シームレスに計算システムに入力され、各基質のリン酸化の変動はもちろん、細胞内キナーゼの活性化度や1471種の基質が構成する231のシグナル伝達パスウェイの活性化度を推定する。
【ソシウム株式会社について】
ソシウム株式会社は、ファーストインクラスの低分子化合物の創薬を行う創薬ベンチャー企業です。「薬のない人に薬を、薬の効かない人に薬を」をビジョンに掲げ、疾病に苦しむ患者様のアンメット・メディカル・ニーズの克服に取り組んでいます。独自のAI創薬プラットフォームCompound-Eyes(TM)、Drug Saver(TM)、Cyber-Drug-Discovery(TM)を用いて、従来の薬理学的なターゲットに限定されることなく、遺伝子発現など分子情報に基づいた新奇な創薬標的の探索や作用メカニズムの解明を行っています。現在、がんや難病・希少疾患などの開発ポートフォリオを有しております。詳しくは、ソシウムのホームページ(https://socium.co.jp/ja/) をご覧ください。【本件に関するお問い合わせ先 】
ソシウム株式会社
東京都江東区青海2-4-7
産業技術総合研究所 臨海副都心センター
バイオ・IT融合研究棟5階、6階、7階
https://socium.co.jp/ja/
E-mail:contact@socium.co.jp
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