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AR手順書のエピソテック、VPSベンダーのImmersalとパートナー契約締結

エピソテック株式会社

ImmersalのVPS技術活用により、ARグラスによるAR手順書観覧およびに大規模施設への適用が可能に

AR・動画手順書システム『Dive(ダイブ)』の開発・提供を行うエピソテック株式会社(本社:東京都杉並区、代表取締役 :内藤 優太)は、VPS(ビジュアル・ポジショニング・システム)技術・サービスの提供を行うImmersal Ltd.(本社:フィンランド ヘルシンキ、CEO Matias Koski)とパートナー契約を締結し、DiveにImmersalのVPS技術を取り入れる事をお知らせします

契約締結の背景

エピソテック株式会社(以下、エピソテック)は現場作業手順書の作成・運用で課題をもつ事業者向けのAR・動画手順書システム『Dive』を開発・提供しています。
Diveの活用技術であるVPS(ビジュアル・ポジショニング・システム)に着目している製造業や物流業などのお客様から「動画だけでなくARコンテンツ活用の手順書もハンズフリーで確認したい」「より大規模な施設に対して、新人スタッフにAR体験をさせたい」というご要望をいただきながらも、十分に応える事ができていない課題がありました。
そこで、VPSサービスベンダーとして汎用性・実績をもつImmersal Ltd.(以下、Immersal)の技術をDiveに取り入れる事で上記解決になると考え、この度エピソテックはImmersalとパートナー契約を締結しました。

Diveに実装された内容

バージョン2.9.5より、お客様がImmersalのサービスを利用して作成したマップ(VPSの位置合わせとなる基準空間情報)を使って、Diveで手順書作成・観覧ができるようになりました。本マップを用いる事で、ARグラスを使ったARコンテンツのハンズフリー確認、ならびに工場全体や物流倉庫全体といった大規模施設での活用が可能な手順書を構築できます。既にImmersalのアカウントを既にお持ちで作成済みマップがあるお客様は、これまでの活動を現場作業DXへ活用できるメリットを享受できます。ARグラスについては、XrealLightをサポートしました(下記動画はXrealLightを使った際の体験の様子)。順次、Immersalがサポートする他のARグラス(HoloLens2等)にも対応していきます。

※本機能は、Enterpriseプランのご契約をされたお客様がご利用可能。また、Immersal社サービス利用に必要なマッピングライセンスをお持ちでないお客様は、弊社からパッケージとして購入可能。

ImmersalのVPS技術/サービスの特長

Immersalは下記の特長をもつ次世代のVPS技術/サービスを提供しています。
1. ARグラスに対応
位置合わせに使用するデバイスはスマホだけでなく、ARグラス(XrealLight, HoloLens 2, Magic Leap 2等)にも対応。
2. 大規模マッピング
空間スキャンアプリImmersal Mapper(https://apps.apple.com/jp/app/immersal-mapper/id1466607906)を使うことで、マップを直観的に作成可能。屋内・屋外を問わず、都市規模の大エリアもマッピングが可能。
3. Webでのマップ管理
Webアプリからマッピング結果を点群だけでなくテクスチャ―と共に3Dで確認可能。また、3DレーザースキャナLeica BLKから出力されるデータをアップロードする事で、VPS用のマップ生成が可能。

DiveとImmersalサービスはWeb APIを介して連携しているため、お客様のマッピングデータがリアルタイムにDiveに反映されます。そのためマップ利用においてお客様の手間はありません。事前設定はとても簡単で、一度Immersalアカウント情報をDiveのWebアプリに登録するだけです。

Immersal Ltd. からのコメント

Fuxin Kiuru
Business Director, Asia & Europe

Immersal, a Finnish tech company specializes in Visual Positioning System (VPS) technology, which uses computer vision pinpoint device location and orientation with centimeter accuracy, When used in AR scenarios, Immersal VPS enables devices to precisely locate themselves in the real world, allowing seamless integration of digital content with physical spaces.
The solution is provided as developer toolkit, often used in industrial automation, large space navigation or Augmented Reality domains, enabling over 10,000 developers and partners worldwide.
Episotech offers a user-friendly, unique AR content creation system tailored for the enterprise sector. Through our collaboration with Episotech, we aim to address challenges faced by many small to large enterprises, such as providing intuitive training for new staff and enhancing their capabilities in the physical environments.

AR・動画手順書システム「Dive」とは

このシステムは、ARのVPS(ビジュアル・ポジショニング・システム)技術を活用することにより、作業者へ現場内の設備機器の場所やモノ置き場等をリアルタイムに無人ガイドするようなコンテンツを作成できます。コンテンツは動画手順書のステップ間に挿入する事ができるため、動画観覧→アクション→移動→動画観覧といったゲームのチュートリアルのような体験型の手順書を構築できる特徴を持っています。なお、動画手順書はスマートグラスを使ってハンズフリーで確認する事もでき、対応スマートグラスはRealwear等の産業用途からRayNeo X2・INMO Air2等の最新のものまで、幅広く対応しています。手順書・コンテンツはノーコードで作成できるため、ボトムアップ型DX推進に寄与できます。現在、多くの製造業や物流業など現場作業系事業者・部門にて、活用されております。
この度のImmersalのVPS技術を取り入れることによる機能アップデートを活用しながら、より多くのお客様の現場DXへ貢献して参ります

オンラインセミナーのご案内

定期的に、動画マニュアル作成ツールや現場支援系ARサービスの導入検討中のお客様向けに向けて「Diveを知る!製品紹介オンラインセミナー」を開催しています。導入検討のヒントとなるよう、事例紹介やオンラインデモをさせていただいております。本内容についても触れる予定ですので、是非可能な時間帯を選択・ご参加ください!
https://waaq.jp/p/episotech/webinar_product_introduction#/
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