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サイバーリンクの AI 顔認証エンジン FaceMe、MediaTek IoT プラットフォーム Genio 510 との統合で演算性能が 4.7 倍に向上

サイバーリンク

台湾 台北(2024年5月24日) – CyberLink Corp.(5203.TW)(本社:台湾新北市、以下サイバーリンク) AIと顔認証技術のパイオニアであるサイバーリンクは、AI 顔認証エンジン FaceMe(R) が MediaTek の新世代 IoT プラットフォーム Genio 510 との統合を完了したと発表しました。

サイバーリンクの FaceMe(R) は、MediaTek の最新 Genio 510 プロセッサーを使用し、演算性能の大幅な向上を実現しました。 パフォーマンステストによると、FaceMe(R) の顔検出と認証およびその他の AI モデルは、MediaTek の APU を通じて高速化され、CPU 処理のみを使用する場合と比較して、顔認証の演算性能が 4.7 倍向上するとともに、 CPU 使用率が 50% 削減されました。これにより演算能力を高め、画像ストリーミング分析や音声処理アシスタントなどの他のタスクを同時に実行することができ、ユーザーエクスペリエンスを最適化しながら、IoT デバイス上でより多くの機能を備えられるようにします。
MediaTek の新世代 IoT プロセッサーは、より高速かつ効率的な AI コンピューティング処理を提供し、スマートホーム、スマートリテール、産業用アプリケーションなど、多くの複雑で高速なエッジコンピューティングのニーズを満たします。

■サイバーリンク FaceMe(R) 最高責任者 メイ グー(Mei Guu) のコメント
サイバーリンクと MediaTek は今後も緊密で強固な関係を維持していきます。Genio シリーズの IoT 製品を通し、FaceMe(R) の顔認証はより高速且つ便利で強力なエッジコンピューティングを実現でき、ユーザーエクスペリエンスと信頼性をさらに向上させます。
FaceMe(R) の製品情報はこちら:https://jp.cyberlink.com/faceme

■ MediaTek Genio 510 について
MediaTek Genio 510 は、エッジ AI 向けの高効率な IoT プラットフォームです。 この SoC は、強力な CPU、GPU、AI モジュールを提供し、アクセスコントロールタブレット、小売店のキオスク、産業用タブレット、スマートホーム用の組み込みタブレットなど、タッチスクリーンを備えたデバイスや機器に適合します。Genio 510 は、最新の AI コアとアクセラレータを統合し、1 秒あたりに処理される画像フレーム数など端末デバイスの演算性能を大幅に向上させます。さらに、複数のリアルタイム画像ストリームに対する顔認証もサポートできるため、アクセス制御やスマートリテールなどのさまざまな場面での認証効率が向上します。

■ サイバーリンクについて
1996年に設立。台湾に本社を置くマルチメディアソフトウェアとAI顔認証技術の世界的リーダーです。デジタルコンテンツの創作、マルチメディアコンテンツの再生、AI 顔認証エンジンなどの多岐にわたるソリューションの開発を行っており、マルチメディアからスマートリテールなどのニーズに応えています。 コンシューマー向け動画・写真編集ソフトウェア製品は、欧米をはじめ世界各国で、プロの映像制作者から一般クリエイターまで数億のユーザーを獲得しています。
日本法人であるサイバーリンク株式会社は、1998年に設立。日本のマーケットに向け、マルチメディア関連ソフトウェアの開発・販売を手がけ、主力人気商品の動画再生ソフト「PowerDVD」、動画編集ソフト「PowerDirector」などは多くのユーザーに支持されています。
映像の品質に大きく影響するコーデックを中心とした多数の特許を持ち、最先端の技術への対応や使いやすさを追求した製品を開発することを目指し、この技術力をもとにして、新たに顔認証システム「FaceMe(R)」を開発。セキュリティシステム、個人認識・個人認証に最適なソリューションの提供を通して、新しい「暮らし方」を創造しています。

サイバーリンクについての詳細は公式HPをご覧下さい: https://jp.cyberlink.com

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