中小企業における「デザイン経営普及に向けた要望書」を齋藤経済産業大臣に提出しました
一般社団法人ブランディングデザイン協会
一般社団法人ブランディングデザイン協会(本社:千葉県佐倉市、代表理事 長尾徹)は、国に対し中小企業がデザイン経営を取り入れやすい環境を整備する支援を強化していただきたいと考え、2024年5月20日に「デザイン経営普及に向けた要望書」を齋藤健経済産業大臣に提出しました。
[デザイン経営普及についての背景]
一般社団法人ブランディングデザイン協会は、教育者、企業経営者、中小企業経営支援者が集まり、志を同じくして、デザイン経営の啓発活動、デザイン教育活動を行っています。
VUCA(変動性、不確実性、複雑性、曖昧性)の時代、アフターコロナで顕在化した価値観の変容が浮き彫りになる中、私たちは中小企業の生存戦略として「デザイン経営」の導入が不可欠であると考えています。
デザイン経営は単に見た目のデザインを美しく整えることではなく、革新的なアイデアを生み出し、市場と消費者のニーズに敏速に対応する手法です。ゼロから価値を創造する「デザイン思考」を事業戦略の中心に据えます。デザイン経営の導入により、ブランディングと豊かな顧客体験を実現し、企業価値を向上させることが可能です。
中小企業を取り巻く環境は激変しています。そして、中小企業の経営者はこれまでのノウハウだけでは企業の存続が難しいことに気付き始めています。特に、DXとGXを意識した持続可能なビジネスモデルへの移行は、今後の企業存続において重要な要素です。デザイン経営を通じて、デジタル社会や環境に配慮した製品やサービスの開発を促進し、新たな顧客層を開拓することが期待されています。
[デザイン経営普及に向けた要望]
1)デザイン経営の有効性、重要性の周知
2)経済団体(商工会議所、商工会など)と連携した中小企業への支援策の強化
3)中小企業診断士によるデザイン経営導入支援の推進
※要望書(PDF)
https://prtimes.jp/a/?f=d108662-6-80e6bca27e713fb87f88c83753d639b7.pdf
[齋藤経済産業大臣との意見交換]
商品やサービスの開発、設計、販売においてデザインが重要であることについて、齋藤経済産業大臣のご経験を伺いながら意見交換させていただきました。デザイン経営については、顧客との接点のみならず、インナーブランディングの観点から社内人材育成にも効果的であることをお伝えしました。齋藤大臣からは、デザイン経営を中小企業にも分かりやすく伝えていく必要があり、特許庁や中小企業庁とも連携しながらデザイン経営の推進に取り組んでほしいとのお言葉をいただきました。
当協会は経済団体の皆様、中小企業を支援する立場の皆様との連携を強化し、さらなるデザイン経営、デザイン思考の啓発・教育活動に努めて参ります。
[一般社団法人ブランディングデザイン協会について]
一般社団法人ブランディングデザイン協会は「新たな価値を共にデザインする~ Co-design your value ~」をミッションとして掲げ、2つの事業に取り組んでいます。
1.デザイン思考教育
デザイン思考について知りたい、新たなスキルとしてデザインの考え方を取り入れたい。そのようなニーズにお応えするため「デザイン思考検定」「ブランディングデザインコーディネーター資格」「DXデザインコーディネーター資格」取得講座を実施しています。
2.デザイン経営支援
デザイン思考をベースに、地方自治体や中小企業等、多様な組織のデザイン経営を全面的に支援しております。具体的な戦略立案から実行まで、組織の持続可能な成長を促進します。
[一般社団法人ブランディングデザイン協会概要]
【名称】一般社団法人 ブランディングデザイン協会Branding design Association(略称:bda)
【所在地】〒285-0854 千葉県佐倉市上座 1238-1(本社)
〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1丁目11番12号 日本橋水野ビル7階(東京事務所)
【WebサイトURL】https://www.bd-assoc.com/
【メールアドレス】info@bd-assoc.com
【設立年月日】令和2年8月24日
【設立の目的】当法人は、デザイン経営に関する知見を啓発・普及すること目的とする。
【代表理事】長尾 徹 (千葉工業大学 創造工学部 デザイン科学科 教授)
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