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NEDOが公募した「競争力ある生成AI基盤モデルの開発(助成)」にELYZAの日本語LLM開発事業案が採択

株式会社ELYZA

計算資源の提供支援を受け、日本語処理能力の高いモデル構築の実施へ

 大規模言語モデル(LLM)の社会実装を進める株式会社ELYZA(代表取締役:曽根岡 侑也、以下当社)は、日本の生成AIの開発力強化を目的としたプロジェクト「GENIAC(Generative AI Accelerator Challenge)※1」のもと、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」)が公募した「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業/ポスト5G情報通信システムの開発/競争力ある生成AI基盤モデルの開発(助成)」に採択されましたことをお知らせいたします。本プロジェクトでは、計算資源の提供や関係者間の連携促進等の支援をいただきます。


 当社では本採択を受け、日本語処理能力の高いモデル構築に取り組んでまいります。モデルの高性能化に加え、日本の知識や表現をより多く学習することに取り組み、インフラとして利用されるような基盤モデルの構築を目指します。弊社は、LLMの研究開発のみならず、社会実装することに注力しており、業務効率化を目的としたLLMを活用したアプリケーション開発やLLMのAPI提供の取り組みを進めております。その活動の中で、本事業で開発した基盤モデルをインフラとして提供することで、国内企業の生産性を大きく向上させることに寄与してまいります。 また、基盤モデル開発の知見をもとに領域特化モデルを開発していくことで、特定の産業における発展や課題解決に繋げてまいります。

■事業概要

■当社の想い
 当社は、創業当初の2019年よりLLMの研究開発を開始し、継続的に投資をしております。2024年3月12日には、日本語性能で、GoogleのGemini 1.0 ProやOpenAIのGPT-3.5-turboなどの商用のグローバルモデルに匹敵する精度のLLMを開発し、デモサービスとして公開しました(※2)。また、当社では社会実装にも注力し、LLMの運用基盤や知見を元に、LLMを活用して30~50%の業務効率化を実現した事例を多く生み出しております。
 今回のご支援を元に研究開発を推し進め、モデルの高性能化に加えて、日本に適合した基盤モデル、具体的には日本の知識や表現を詳しく学習した基盤モデルの構築を行い、日本で「あたりまえ」に活用されるインフラを目指してまいります。

※1「GENIAC(Generative AI Accelerator Challenge)」は、日本の生成AI の開発力強化を目的とした経済産業省およびNEDOが推進するプロジェクトです。
  https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/geniac/index.html
※2 ELYZA、グローバルモデルに匹敵する日本語LLMを開発、デモ公開
  https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000042.000047565.html

■ELYZA会社概要
 株式会社ELYZAは、「未踏の領域で、あたりまえを創る」という理念のもと、日本語の大規模言語モデルに焦点を当て、企業との共同研究やクラウドサービスの開発を行なっております。先端技術の研究開発とコンサルティングによって、企業成長に貢献する形で大規模言語モデルの導入実装を推進します。

<会社概要>

社名  :株式会社ELYZA
所在地 :〒113-0033 東京都文京区本郷3-15-9 SWTビル 6F
代表者 :代表取締役 曽根岡侑也
設立  :2018年9月
URL  :https://elyza.ai/
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