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大雨等に備えて河川の一斉点検を実施します~デジタル技術を活用した初の一斉点検~

横浜市デジタル統括本部

近年、大雨等により、日本各地で大きな被害が発生しており、平時から万全の備えを行うことが重要となっています。横浜市では、平成 20 年度から河川の一斉点検を行っており、今年度も、市内 38 河川について、各土木事務所と連携し、河道や護岸等の点検を行い、大雨等に備えます。
一斉点検は、河道や護岸等において、流下阻害につながる土砂堆積や補修が必要な損傷状況等を確認し、対策が必要な箇所について計画的に補修等対策を行い、大雨等による被害を未然に防ぐことを目的とします。
また、今年度はデジタル技術を活用した初の一斉点検を実施します。昨年度から導入準備を進めてきた2つのデジタル技術を活用し、効率的・効果的な維持管理に繋げていきます。

1. 点検対象河川
横浜市が管理や改修事業を行っている全 38 河川、約 86kmについて、河川管理用通路及び河道内より徒歩で目視点検を行います。


       河道内から点検する様子
      河川管理用通路から点検する様子
2. デジタル技術の活用
(1) 河川点検システムの活用
これまでは、職員が徒歩で目視点検(アナログ的)を実施していました。点検の際は、紙資料を持参し 資料と現場を見比べていますが、紙資料のため膨大な資料の持参が困難であり、経年変化等の確認に時間を要していました。また、点検結果、経年変化や補修実績等のデータが、一元管理出来ておらず補修や対策の実施までに迅速性、効率性が欠けていました。
そのため、今年度からタブレット端末を活用した河川点検システムを現場に導入し、効率的・効果的に点検業務を実施します。

(2) 河川等の土砂堆積量の把握と分析業務の活用(一部試行)
令和6年4月 10 日に記者発表を行った、「河川等の土砂堆積量の把握と分析業務」について、今回の一斉点検にて一部試行を行います。
河川点検で現地を職員が目視した結果と、堆積土砂把握システムにて得られた堆積土砂・河道内樹木繁茂のデータとの整合性を確認します。また、次年度以降、堆積土砂把握システムを河川点検システムにて確認できるようにすることで、さらなる効率的な業務執行に繋げていきます。

※河川等の土砂堆積量の把握と分析業務委託の詳細については、以下をご覧ください。
横浜市記者発表資料

3. 現場視察のご案内(お申し込み必須となります。)
日 時:令和6年5月24日(金)午後2時
場 所:阿久和川(詳細は下記参照)
視察内容:堆積土砂量把握のための現地三次元測量
     横浜市職員による、タブレット端末を活用した河川の点検
申込方法:お名前、会社名、メールアドレス、電話番号、参加人数、
     駐車場の利用有無を明記の上、下記メールアドレス宛にお送りください。
     gk-kasenkikaku@city.yokohama.jp (担当:落合)
※ 報道関係者のみを対象とさせていただきます
申込締切:令和 6 年 5 月 22 日(水)正午まで

集合場所:横浜市瀬谷区阿久和南3丁目(地図矢印の場所)へ 5 月 24 日(金)の開始時刻(午後 2 時)10 分前 までにお集まりください。
(市営地下鉄ブルーライン・JR「戸塚駅」東口より、バスで 30 分「中村」より徒歩 2 分)


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その他注意事項
– 天候不良等により中止・延期となる場合があります。 延期の場合、お申込みいただいたご連絡先へ、当日までにご連絡いたします。
– 駐車場は準備していますので、事前申込時に利用の有無をご記載ください。 路上駐車は、近隣住民の方のご迷惑になるため、おやめ下さい。
– 河川には立ち入らずに、通路から河川を見下ろしていただく形になります。

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