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ブラジル・アラゴアス州軍警察がCRIME NABIの有効性の検証を開始【株式会社シンギュラーパータベーションズ】

株式会社Singular Perturbations

犯罪予測システムを開発・提供する株式会社シンギュラーパータベーションズ(東京都千代田区、代表取締役CEO: 梶田真実、 https://www.singular-perturbations.com/ )は、ブラジル連邦共和国・アラゴアス州の軍警察と共に犯罪予測システムCRIME NABIの検証を開始することをお知らせいたします。

これまで、当社は高精度・高速な独自手法を含む犯罪予測アルゴリズムをもとにした犯罪予測システム『CRIME NABI』を開発してきました。また、昨年には治安課題に対してニーズの高いブラジル連邦共和国における警察や政府機関への弊社プロダクトの導入を支援するため、ブラジル連邦共和国に子会社を設立しております。

今回、新たにブラジル・アラゴアス州の安全局ならびに軍警察とCRIME NABIを活用したソリューションの使用感や警察業務への適用に関する有効性検証を行うパートナーシップ契約を締結し、2024年4月より開始いたします。

アラゴアス州はブラジル北東部に位置する州であり、農業と観光業が経済の中心となっています。近年では治安の向上と公共安全の確保にも力を入れており、州都マセイオを中心に、州政府は軍警察と協力して様々な取り組みを進めております。

■アラゴアス州安全局との調印式の様子

■対象プロダクト
今回の検証で利用予定の弊社提供プロダクトはCRIME NABIを用いた『Hotspot Policing Tool』と『Camera Grading』の2種類となります。

『Hotspot Policing Tool』は学術的にも有用性が認められているHotspot Policingを簡単に行えるようにするものです。各警察機関が所有する犯罪実績のデータを取り込むことでデータ分析の専門家でなくても誰でも簡単に犯罪予測結果を元にしたHotspotの特定が可能になります。検出したHotspotを参考にパトロール計画の作成などを行うことで効率的な警備活動が可能になります。

画像: サンフランシスコ市のオープンデータを用いたデモ

『Camera Grading』は各警察機関が所有する犯罪実績のデータを用いた犯罪予測の結果を元に重点監視対象となるカメラリスト作成を支援します。これにより警察機関で広く行われている監視カメラの有人による目視確認業務をより効率的にし、重要なエリアに注力した監視活動を可能にします。複雑な手順は不要となっており、所有するデータを用いて誰でも簡単に行えるようになっております。


画像: シカゴ市のオープンデータを用いたデモ

■これまでの実績
Singular Perturbationsの犯罪予測システム、ブラジル・ミナス州ベロ・オリゾンテ市警団のパトロール業務活用で銅線盗難69%減
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000080699.html

ブラジルの警察、監視カメラ業務で犯罪予測システム「CRIME NABI」を運用開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000080699.html

■会社概要
株式会社Singular Perturbations(シンギュラー パータベーションズ)
本社:〒102-0074 東京都千代田区九段南1-5-6 りそな九段ビル5F・KSフロア
代表者:代表取締役CEO 梶田真実
設立:2017年8月3日
URL: https://www.singular-perturbations.com/
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