宇陀市とCTC、3Dバーチャル地図ソリューションの実証実験を開始
CTC
観光客の誘致、現地訪問客の満足度向上を目指す
宇陀市(市長:金剛一智)と伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:柘植一郎、略称:CTC)は、CTCが開発した3Dのバーチャル地図ソリューション「CLoVMap(クローブマップ)」を利用して、宇陀市の観光情報の提供サービスについての実証実験を3月15日から開始します。宇陀市を3D化した地図上でAIによる観光スポットのレコメンドを実施し、現地に訪れる観光客の周遊を促すとともに満足度向上を図ります。
宇陀市は、奈良県の北東部にあり、豊かな自然に恵まれています。特に桜が有名で毎年多くの観光客が訪れていますが、桜の名所から市内の他の観光スポットへの誘導を課題としていました。
今回の実証実験では、宇陀市を3D化した地図の中で大宇陀地区の観光スポットを表示し、入力情報に基づき観光客にレコメンド(他のスポットへの周遊提案)を行います。3D表示のため山や建造物などを立体的に確認することができ、観光スポット周辺の店舗なども把握することができます。
入力情報は、観光客の本人の性別、年齢、同行者、天候、レトロな/活気のある/おしゃれな等の雰囲気、交通手段、名所めぐり/温泉/聖地巡礼等の希望といったもので、宇陀市のマスコットキャラクター「ウッピー」がAIアバターとして地図上に登場し、お勧めのスポットを案内します。観光スポットにある二次元コードを読み込むことで、そのスポットの情報を参照できます。Webサービスのためブラウザベースでの利用です。
CTCは、持続可能な地方創生を目的に「ふるさと共創イニシアティブCLoV(クローヴ、CTC Local Vitalization)」というプロジェクトを進めています。「CLoVMap」はその一環で、地図サービスの提供に加え、観光施設や飲食店などへの支援、二次元コードの設置場所のアドバイスも担います。
宇陀市とCTCは、今回の実証実験を通して、宇陀市での地域課題の解決につながるDXを相互に協力して推進していくとともに、CTCは、様々な課題に対応する観光客の誘致や満足度向上に関連した施策を探り、全国の自治体でも通用するビジネスモデルの創出に努めていきます。
<CLoVMap画面イメージ>
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以上
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)
https://www.ctc-g.co.jp/
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