Appier (エイピア) 熾烈を極めるベトナムのマルチサービスアプリ業界へAIソリューション提供開始
Appier
AIでファーストパーティデータを分析し、高いROASでアプリユーザーの獲得加速
ベトナムのマルチサービスアプリBe GroupにAIソリューションを提供
Appier Group 株式会社(エイピア、本社:東京都港区、代表取締役CEO:チハン・ユー、証券コード: 4180、以下 Appier)は、配車サービスを中心にマルチサービスアプリを展開するベトナム「Be Group」にAIソリューションの提供を開始し、同社の事業成長と顧客エンゲージメントを支援してまいります。同社は Appier との新たな取組みにより、市場シェア拡大と顧客ロイヤルティ向上を目指していきます。
2018年創業のBe Groupは、ライドヘイリングや生鮮食品の配達サービスなどが受けられるBeアプリとして、ベトナムで広く認知されているブランドです。同社はマルチサービスアプリ業界で既に25%の市場シェアを持ち、主要なプレイヤーとして急成長しています。昨今ベトナムのiPhoneユーザーが急激に増加する中、同社がアプリの収益を効率的に最大化するためには、以下の二つの課題がありました。
– 顧客基盤の拡大: Be Group は新規アプリユーザーの獲得、特に配車予約を目的とするユーザーの獲得を試みていましたが、iOSユーザーが急激に増加したため、潜在的なユーザー基盤が拡大してしまい、正確な顧客ターゲティングが難しい状況でした。
– 顧客ロイヤルティの醸成と維持: 休眠顧客とのエンゲージメント、特に30日以上注文がない顧客とのエンゲージメントは、ユーザー習慣と顧客ロイヤルティの構築にとって必要不可欠でした。
Appier はAIの専門知識を活かし、以下の方法で課題に取り組みました。
新規ユーザー獲得
Beアプリのファーストパーティデータに、ディープラーニングと機械学習を活用し、顧客の精密なセグメンテーションを実行。さらに Appier のAI自動化ツール「AIXPERT(アイエクスパート)」とプログラムで最適化した Apple Search Adsを使い、配車予約が目的の新規ユーザーの獲得に成功。
顧客ロイヤルティ育成
AIでBeアプリのファーストパーティモバイルデータを分析し、休眠顧客を特定した上で、リピート予約を予測。ユーザー獲得コストと広告費用対効果(ROAS)の予測も可能となった。
Be Group は Appier のAIソリューションにより、数百万件の休眠顧客を掘り起こし、顧客エンゲージメントを再開してリピート予約を増やすという、目覚ましい成果を出しました。
Be Group の担当者は「Appier とのパートナーシップの成果に感激しています。Appier の卓越したAIソリューションは、当社の顧客基盤を拡大し、ユーザーを惹きつけ、市場での地位を高めてくれました。今回はユーザー獲得とリエンゲージメントの課題に対して、Appierの革新的な手法を取り入れましたが、成果を出すために非常に重要な役割を担いました。このコラボレーションの強みで、業界の未来を共に切り開いてまいります」と述べています。
キャンペーンの最終目標は「配車予約が目的の新規ユーザー獲得」と「休眠顧客の復活」でした。そのために、ファーストパーティデータとディープラーニングを使い、ユーザー行動に関する広範なインサイトを活かすことが戦略の中心となりました。この総合的なアプローチにより、Apple Searchでの検索ボリュームは6倍に増加し、ユーザー習慣や顧客ロイヤルティの構築においても、成果を上げることができました。
進化が続く業界で、事業成長と顧客ロイヤルティを構築するためには、AIとデータ主導のインサイトがいかに重要であったか。これらの協業を通して、皆様にご理解いただければ幸いです。今後とも、ベトナムで熾烈を極める、マルチサービスアプリ業界の最前線にいるパートナー様へのご支援を強化してまいります。
Appier Group 株式会社
2012年創業『ソフトウェアをよりスマートに、AIでROIを向上させる』というミッションのもと、高度なAIマーケティングのソリューションをSaaSで提供。誰もが簡単に使えるAIの実用化を推進し、AIを使った顧客分析などで、販売促進、マーケティングを包括的に支援している。現在、アジア太平洋地域、欧州、米国に17の拠点を置き、データの価値を最大化することで、あらゆる企業が正確かつ迅速、そして先見的な意思決定が行われる未来の創造に取組む。東京証券取引所プライム市場上場 (証券コード: 4180)