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カーボンニュートラル・GX時代における分散型インフラの維持管理に向けた弊社の取り組みについて

設備保全総合研究所

EMLinkを活用した次世代型インフラ維持管理手法の提供を開始

株式会社設備保全総合研究所(以下、EML)は、EMLinkを活用した、カーボンニュートラルインフラ事業者向け設備管理ソリューションの提供を開始いたしました。

 昨今、カーボンニュートラル・GXの潮流の中で、CCU (DAC)・水素・アンモニア・バイオ燃料・メタネーションなど、新しいプラントインフラの技術開発とサプライチェーン構築が進められております。
 これらのインフラの特徴として、比較的小規模、地域分散(フラグメント)、新規プロセス、運営事業者の多様化などが挙げられ、これまでの重厚長大型のプラント産業とは異なる維持管理のソリューションが必要です。

 弊社が提供するEMLinkは、「クラウド × SaaS」型の設備保全システムであり、プラントの保全業務に特化した網羅的な機能を具備していながらも、安価、シンプル、疎結合といった機動的に導入・利用可能な特徴を有しております。この度、弊社が有するプラント運営に関する技術的知見をEMLinkに融合させることで、カーボンニュートラル・GX時代のインフラ運営をシステム・サービスの両面で強力にサポートするソリューションの提供を開始いたしました。

今回のソリューションの内容について

デジタル台帳による可視化
 事業者のプラント完成図書・図面類を参照し、各々のカーボンニュートラルインフラの特徴に沿った形式にて、EMLinkの初期データとして保全計画を含むデジタル設備台帳を生成します。

設備維持管理体制の構築支援
 弊社知見、並びに各種技術誌や論文などの公開文献を参考に、インフラ施設内設備の保全・点検周期や設備管理手法を検討し、EMLink内の設定に反映いたします。また、公開文献などから過去の類似設備の保全に関する事例集を整理し、ご提示いたします。

アセットマネジメントサポート
 EMLink内に蓄積された保全履歴やイニシャル・ランニングコストを解析し、最適なアセットマネジメントに向けたコンサルティングサービスを提供します(付加価値分析、コスト分析、プロセスマイニングなど)。

EMLinkとは
 設備保全統合管理クラウド「EMLink」は、プラント・工場向けの設備管理サービスで、コスト削減、リソース効率化、管理体制強化等を目的として化学・素材系の製造業様やタンクターミナルなどを中心に、日本全国で導入が進んでおります。
 ”プラント・工場”に特化したデジタル設備台帳をベースに、保全履歴や、保全計画の統合管理が可能で、不具合の起票や、その対応指示、メンテナンス計画の作成と進捗管理、報告書の作成など、保全に関する業務全般のDX化を実現できます。
 現場データと経営データを繋ぐ“製造現場のプラットフォーム型EAM”としての位置づけながら、一工場あたり9.8万円/月と中堅・小規模企業様でも導入可能なソリューションです。プラント・生産設備DXの裾野広げ、社会全体でのメンテナンスコスト効率化を目指します。

株式会社設備保全総合研究所について
 当社は、総合インフラメンテナンス企業である株式会社マイスターエンジニアリングからスピンオフした企業で、プラント・工場向けのDXソリューションを提供しています。設備管理クラウド「EMLink」の提供や各種産学連携事業を通じてプラント・工場現場における産業DX推進を目指しています。

[リリース元]
株式会社設備保全総合研究所(URL: https://em-labo.co.jp/
代表取締役CEO 相原章吾
お問い合わせ先:info@em-labo.co.jp
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