作業現場の環境変化を報告するチャット型アシスタント「BizStack Assistant」ベータ版の提供を開始
MODE, Inc
~自然な言葉を使ったリアルデータの活用を実現~
シリコンバレー発のIoTソリューションを提供するMODE, Inc.(本社:アメリカ合衆国・カリフォルニア州サンマテオ、CEO:上田 学、以下、MODE)は、リアル空間の作業現場における状況変化や異変を、生成AIがチャットで報告できる「BizStack Assistant」のベータ版を、2023年11月1日より提供開始いたします。
「BizStack Assistant」について
MODEでは3月より、生成AIをIoTへ応用する機能開発を開始し、6月にエンタープライズ向け対話型生成AI「BizStack AI」追加を発表いたしました。
関連プレスリリース:リアル空間の環境変化をチャットで報告!IoTプラットフォーム「BizStack」に対話型生成AIを搭載 ~ IVS 2023 KYOTOにて新型UIをプレビュー ~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000151.000035514.html
「BizStack Assistant」は『どんな現場にもあなたの”AI”アシスタントを』をコンセプトとし、6月に発表したプレビュー版からさらに機能を追加し、サービス提供するものです。
BizStack Assistant Webサイト:https://www.tinkermode.jp/bizstack/assitant/
BizStack Assistantの主な特長
1.現場の状況のリアルタイム報告
「BizStack Assistant」では生成AIの持つ一般的な知識に加え、現場で計測されたリアルタイムの現場データを与えることで、現場の「いま」の状況や変化を、分かりやすい自然言語で報告します。まるで現場に派遣された”AI”アシスタントが報告している感覚で、現場の状況について質問したり、問題(アラート)報告を受けることができます。
2. データ集計やグラフ作成の自動化
「BizStack Assistant」は、自然言語での報告だけでなく、リアルタイムデータの集計やグラフ等による可視化にも対応しています。スマートフォンの小さな画面の中で操作・設定する必要がなく、チャットツールを介した自然言語からの指示だけで、自動でデータ集計やグラフ作成を行い回答します。
3. 通常利用しているチャットツールに対応
これまでの「BizStack」のUIは、リアル空間で計測した数値やグラフをダッシュボード形式で表示。現場事務所など大きな画面を持つPCが設置された場面での利用が一般的でした。「BizStack Assistant」は、ユーザーが日常利用しているSlackなどのチャットツールに対応しています。慣れない新たなアプリを使いこなす必要がなく、導入と活用をスムーズに進めることができます。
BizStack Assistantの機能 (一例)
IoT データ取得: 時系列データ
現場から収集した時系列データを取得します。平均値や件数などの集計やグラフ等による可視化にも対応します。
IoT データ取得: 画像・映像
自然な言語での指示だけで、現場で収集した画像や映像データを見ることができます。
アラート通知
現場データのしきい値やゲートウェイの死活監視など、あらかじめ設定したアラート条件に応じて能動的に発話します。
アラート設定
「BizStack」へのアラート条件を、自然言語で設定できます。
Q&A 機能
お客様や現場固有の Q&A を登録することで、FAQチャットボットとして機能します。生成AIによって、質問の表記揺れに対して広い対応範囲を持ちます。
BizStack Assistant の使い方・利用シーン
例1:建設現場における活用シーン
建設中の作業現場における異常が発生した場合、AIが異常を報告し、現場監督を支援します。一般的なチャットボットは、人間の方から話しかけないと会話が始まりませんが、BizStack Assistantは、BizStackで設定されたアラート機能から異常を判断できるので、必要な時はBizStack Assistantの方から話しかけてくれます。
会話は人間と同じ自然な言葉でやりとりするので、現場にいるAIとあたかも一緒に仕事をする環境となります。
例2:物流倉庫における活用シーン
BizStackは、現実世界のビジネスの組織構造を、階層データモデルに変換できます。これにより、2階と3階など、異なる複数の拠点のデータを比較することができます。この技術により、BizStack Assistantに複数フロアのデータをまとめて、日報を作成させることもできるようになります。
また屋内の位置測位にも対応しているため、作業員やAGVの位置や動線分析、そこからの日報作成まで、シームレスに行うことが可能です。
「BizStack」について
「BizStack」は、ヒト・モノ・環境のデータの収集・蓄積・活用により、企業の現場DXを加速させる、ソリューション型IoTプラットフォームです。ゲートウェイ・データ基盤・BI がオールインワンで備わり、すぐに使い始めることができます。
BizStack Webサイト:https://www.tinkermode.jp/bizstack
ユーザー募集のご案内
「BizStack Assistant」ベータ版の提供開始を記念して、同サービスをご利用されたい企業様を3社、募集いたします。ご希望される企業様は、以下のコンタクトフォームよりお問い合わせください。
https://www.tinkermode.jp/contact
日本最大のIT展示会「第14回 Japan IT Week【秋】」に出展
2023年10月25日(水)~27日(金)に開催される、「第14回 Japan IT Week【秋】」に出展いたします。今回の出展ブースでは「生成AI×IoT」をテーマに、現場のユーザーもDX担当者も使いやすいIoTプラットフォーム「BizStack」のご紹介の他、新たにサービス提供を開始する「BizStack Assistant」もご覧いただけます。現場データを活用することで、ビジネスを改善していける仕組みを、ぜひご体感ください。
イベント開催概要
名称:第14回 Japan IT Week【秋】
会期:2023年 10月25日(水)~ 27日(金)
場所:幕張メッセ
URL:https://www.japan-it.jp/autumn/ja-jp.html
※事前来場登録が必要です。招待券をお持ちでない場合、入場料¥5,000/人が発生します。
▼ご来場事前登録(無料)はこちらから
https://www.japan-it.jp/autumn/ja-jp/register.html
MODEについて
MODEは、現場DXを加速させるソリューション型IoTプラットフォーム「BizStack」を提供しているシリコンバレー発のスタートアップです。様々な業界に現場データ活用を浸透させ、ビジネスに変革を起こし、一歩進んだ社会の実現を目指します。
会社概要
会社名:MODE, Inc.
代表者:CEO / Co-Founder 上田 学
所在地:1840 Gateway Dr. Suite 250 San Mateo, CA 94404 USA
設立:2014年7月
事業内容:センサープラットフォーム及び関連ソフトウェアサービスの提供
URL:https://www.tinkermode.jp
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