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PKSHA、クラウドワークスとフリーランス市場における大規模言語モデル活用に向け協業を開始

パークシャテクノロジー

PKSHA LLMS × 人材マッチング業界知見で、労働力不足の解決と満足度の高い仕事のマッチングを実現

 株式会社PKSHA Technology(代表取締役:上野山 勝也、以下「PKSHA」)は、企業と個人をつなぐオンライン人材マッチングプラットフォームを開発・運営する株式会社クラウドワークス(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:吉田 浩一郎、以下「クラウドワークス」)と連携し、大規模言語モデル(Large Language Model、以下LLM)を活用した生産性向上や、未来における人材活用に根差したデータ活用基盤の構築に関して、フリーランス市場での包括的な協業を進めてまいります。
 提携の第一弾として、PKSHA LLMSを活用したジョブマッチング効率化アルゴリズムの開発に着手いたしました。PKSHAは、今回の協業を通して、働く人々の異なる専門分野・個性がより効率的に社会の価値に繋がり、人口減少社会の労働力不足をAIの力により解決してまいります。


提携の背景:LLM領域の実績と業界知見を融合し、働く人々の新たな体験を創出

 AI技術の進歩やテレワークの普及などにより現代の労働環境は急速に変化しており、フリーランスや副業などの多様な働き方が広がっています。また、企業としても人材の柔軟な確保、専門的なスキルを持った人材の活用の重要性が高まっています。これらの働く人々、企業双方のニーズを満たす場として、人材マッチングプラットフォームの利用が進んでいます。
 「人とソフトウエアの共進化」というビジョンを掲げるPKSHAグループでは、AIが全産業の構造をより良い形に進化させるという信念のもと、創業以来AIの社会実装を牽引してまいりました。2023年3月には複数のLLMを統合的にカスタマイズできる環境を提供するソリューション「PKSHA LLMS」をリリースしています。
 一方、日本最大級のクラウドソーシングプラットフォームを運営するクラウドワークスは「個のためのインフラになる」というミッションのもと、個の才能や経験が誰かの役に立ち、それによって報酬を得ることができる社会基盤を作り、日本の生産性を向上していくことを目指しています。
 今回、PKSHAは、PKSHA LLMSを始めとするAI領域での先進的な知見と、クラウドワークスが持つフリーランスの業界知見を融合し、フリーランス市場における生産性向上や働く人々のポテンシャル解放といったテーマに取り組んでいく為、クラウドワークスとの協業を開始する事としました。

提携第一弾の概要:AIによるジョブマッチングアルゴリズムを研究・開発

 クラウドワークスとの協業の第一弾として、フリーランス市場における最適な人材活用に向け、PKSHA LLMS及び他のAIアルゴリズムによるジョブマッチング効率化のプロジェクトに取り組んでまいります。第一弾の取組みとして500万人以上のワーカーデータベースを通じ、マッチングアルゴリズムを研究することで、AIによる適切な仕事のリコメンドを実現します。
 AIアルゴリズムにおいて2,000社以上の企業の支援実績を持つPKSHAの知見を活用し、各個人にあったリコメンドを行うことにより、(サイト上の検索では見つける事ができなかった、あるいは時間がかかっていた)仕事募集の案件探しを効率化することができます。また、企業も、適切なワーカーを迅速に確保する事が可能になります。

今後の展望:協業・共同開発を通じ、PKSHA LLMSによる労働力不足解消を加速

 PKSHAは、クラウドワークスとの本協業を通じ、AI × 人材マッチング業界について様々な角度から探求し、発見を社会に発信しながら、未来社会における人材活用のためのデータ基盤の構築、AIによる学習・育成の支援も進めてまいります。今後の2社共同での取り組みとして、生成AIに関する研修プログラムの開発やクラウドワークス利用者向けのスキル認証といった、フリーランス人材の能力拡張に向けた取り組みや、AIによる仕事および仕事観の変化に関する情報発信などを検討しております。
 また、PKSHAでは、フリーランス業界にとどまる事なく、様々な業務領域において人材の能力拡張を支援するAIアシスタントの開発・展開をすべく、パートナーシップの強化/拡大も継続していきます。例えば、グループ会社である株式会社PKSHA Workplaceでは、企業の従業員向けのAIヘルプデスクを提供し、職場における社員一人一人の生産性向上を実現しており、また、13大学との業務提携のもと「デジタルキャンパス コンソーシアム」を設立するなど、従業員/学生等を対象とした人材の能力拡張に向けた取り組みを開始しています。
 本協業をはじめ、多様な領域における未来のコンセプトを探索し、社会実装を進めることで、人とソフトウエアが共に進化する社会の実現を目指してまいります。

◆株式会社クラウドワークス 代表取締役社長 兼 CEO 吉田 浩一郎様からのコメント
 当社が運営する日本最大級のオンライン人材マッチングプラットフォーム「CrowdWorks.jp」では、500万人以上のフリーランスワーカーが登録しており、年間流通総額にして100億円以上の仕事が受発注されています。一方で、仕事募集に対してワーカーがマッチングしない案件がまだまだ多く存在していることも事実です。今回のPKSHAとの協業により、AIアルゴリズムによるジョブマッチングの効率化を図る新たなチャレンジが可能となります。一人でも多くの個の才能や経験が、インターネットを通じて誰かの役に立つ世界をより加速させ、ミッション「個のためのインフラになる」の実現へとつなげてまいります。

◆PKSHA Technology代表取締役 上野山勝也のコメント
 弊社は創業以来、人と共進化するソフトウエアを様々な業界に実装しています。今回、フリーランス市場に焦点をあて、同領域において実績を持つCrowdWorks社のノウハウと、当社の自然言語処理技術及び「PKSHA LLMS」を組合せることで、効率的かつ満足度の高いフリーランスワーカーと仕事のマッチングを実現いたします。
 本取組みを通じ、個々の才能がより適切に誰かの役に立つ世界の実現を両社で目指すと共に、特定領域のナレッジにLLMを組合わせることにより、人の利便性と能力を高め「人と共進化する」ソフトウエアを形にしてまいります。

◆クラウドワークスについて
 クラウドワークスは「個のためのインフラになる」をミッション、「世界で最もたくさんの人に報酬を届ける会社になる」をビジョンとし、日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス」をはじめとした企業と個人をつなぐオンライン人材マッチングプラットフォームを開発・運営しています。2023年3月末時点で、当社提供サービスのユーザーは558.8万人、クライアント数は90.5万社に達し、内閣府・経産省・外務省など政府12府省を筆頭に、80以上の自治体、行政関連団体にも利用されています。2014年に東証マザーズ上場、2022年の市場再編で東証グロース市場へ(証券コード3900)、2015年には経済産業省 第1回「日本ベンチャー大賞」ワークスタイル革新賞および、グッドデザイン・未来づくりデザイン賞を受賞。
会社名  :株式会社クラウドワークス
本社所在地:東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー6階
代表者  :代表取締役社長 兼 CEO 吉田 浩一郎
URL:https://crowdworks.co.jp/

◆PKSHA Technologyグループについて
 「未来のソフトウエアを形にする」をミッションに、企業と人の未来の関係性を創るべく自社開発した機械学習/深層学習領域のアルゴリズムを用いたAIソリューションの開発・AI SaaSの提供を行っています。自然言語処理技術を用いた自動応答や、画像/動画認識、予測モデルなど多岐に渡る技術をベースに顧客の課題にあわせた解決策を提供する他、共通課題を解決するAI SaaSの展開により、ソフトウエアの社会実装を多面的に支援し、人とソフトウエアが共に進化する豊かな社会を目指します。
会社名:株式会社PKSHA Technology
所在地:東京都文京区本郷 2-35-10 本郷瀬川ビル 4F
代表者:代表取締役 上野山 勝也
URL: https://www.pkshatech.com/

◆本件に関するお問合せ
pr@pkshatech.com
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