ティアフォーとProxima Technology、自動運転向け適応的制御AIの共同開発を開始
株式会社 Proxima Technology
オープンソースの自動運転ソフトウェアを先導する株式会社ティアフォー(東京都品川区、代表取締役社長: 加藤真平、以下「ティアフォー」)と、モデル予測制御の民主化を掲げる株式会社Proxima Technology(東京都荒川区、代表取締役: 深津卓弥、以下「Proxima Technology」)は、より汎用的な自動運転AIの開発に向けて共同での研究開発を行うことに合意しました。
ティアフォーは、オープンソースの自動運転ソフトウェアを開発する中で、車体形状や天候、路面状況など多岐に渡る環境変化に柔軟に適応できる制御AIの開発にも取り組み、自動運転技術の社会実装を目指しています。一方、ProximaTechnologyは、モデル予測制御と機械学習を組み合わせた、学習する制御AI「Smart MPC」という独自の制御アルゴリズムを所持しています。今回の共同開発では、Smart MPCを用いた自動運転AIの開発を目指します。
開発された制御アルゴリズムは、最終的にはAutoware*に組み込まれ、オープンソースソフトウェアとしてより多くの方々に使っていただくことを目標としています。
*Autowareは LinuxとROSをベースとした自動運転システム用オープンソースソフトウェア。 AutowareはThe Autoware Foundationの登録商標。
ティアフォーについて
TIER IV(ティアフォー)は、世界初の自動運転用オープンソースソフトウェア「Autoware」の開発を主導するディープテック企業として、自動運転技術の社会実装に向けて挑戦を続けています。「自動運転の民主化」をビジョンとし、世界各地のパートナーと協力して、Autowareを活用したソフトウェアプラットフォームと統合開発環境を自社製品として提供しています。これらの製品を基盤に市場のニーズに対応したソリューションを展開し、顧客と共に自動運転技術の社会実装を推進しています。Autowareが生み出すエコシステムを通じて、個人から組織まで、全てのステークホルダーと共に自動運転技術の可能性を拡大し、より良い社会の実現を目指しています。
Proxima Technologyについて
Proxima Technology(プロキシマテクノロジー)は数学の社会実装を目指し、その一環としてモデル予測制御の民主化を掲げているAIスタートアップ企業です。数理科学の力で社会を変えることを企業の使命 としています。
━━会社概要━━
【社名】株式会社Proxima Technology
【所在地】東京都荒川区
【URL】https://proxima-ai-tech.com/
【設立年月】2018年11月
【主な事業内容】
・最適制御AI「Smart MPC」による制御ソリューションの提供
・点群データ解析ソリューションの提供
・数理最適化ソリューションの提供
お問い合わせ先
株式会社ティアフォー
広報担当 Email: pr@tier4.jp
株式会社Proxima Technology
代表取締役 E-mail: takuya.fukatsu@proxima-ai-tech.com
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ