マンダムの「ビフェスタ 泡洗顔 ディープクリア」の販促物のデザイン評価にD-Planner(R)を採用
株式会社アスマーク
脳科学とAIを組み合わせて、店頭販促物のビジュアルデザインを改善提案
株式会社アスマーク(以下、アスマーク)は株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)とともに、株式会社マンダム(以下、マンダム)のスキンケア(洗顔)商品「ビフェスタ 泡洗顔 ディープクリア」の店頭における商品販売促進のために掲示する広告のビジュアル分析および改善に、NTTデータの脳融合型AIクラウドサービス「NeruoAI(R)D-Planner(R)」を提供しました。
本取り組みでは、これまで担当者による社内ヒアリングなどで選定していた化粧品販促物のビジュアルデザインについて、マンダムが実施したアイトラッキングやインタビューによる評価に加え、NeruoAI(R) D-Planner(R)で高評価を得た改善案を最終版として、ドラッグストア店頭に展開した結果、特定のドラッグストアにおいて比較期間のPOS実績数が導入店舗は非導入店舗の8.5倍になりました。売上POSは店舗での商品の展開数量、展開位置、各店舗の立地条件や規模などの影響が大きいことがわかっていますが、NeruoAI(R) D-Planner(R)が提供するヒトの脳活動から推定される感性や知覚のデータに基づき、デザイン制作・評価を行うことで、属人性を廃したデザイン選定のサポートになったと考えています。
今後アスマークは消費財・食品業界をはじめとして、広告デザイン調査・選定の業務において、多くの企業へ展開を進めます。
【 背景 】
ドラッグストアなどの店頭では、自社商品の独自性や差別化を表現するために、様々な施策が行われています。その施策のひとつに商品名や商品写真、イメージ画像などからなる広告販促物の掲示があります。この広告販促物のビジュアルデザインの作成においては、ユーザー調査にかかる時間や費用の大きさから、担当者が社内ヒアリングなどを実施し検討、決定されることが多くありました。テレビCMや商品パッケージ、屋外広告、車内広告など幅広いデザインでも同様の課題を抱えています。このような課題に対し、アスマークは2021年より脳融合型AIクラウドサービスであるNeuroAI(R) D-Planner(R)を提供しています。人間の脳を模倣したAIをユーザーに見立て、ユーザー調査を代替することで、調査にかかる時間や費用を大幅に短縮しながら成果につなげることが可能です。
このたび、マンダムの広告において「伝えるべきことを伝えつつ、消費者にとって目立ち、好感をもってもらうデザイン」を実現するためNeuroAI(R) D-Planner(R)を提供しました。
【 取り組みの概要 】
マンダムのスキンケア(洗顔)商品であるビフェスタ 泡洗顔 ディープクリアを対象に、NeuroAI(R) D-Planner(R)で以下の取り組みを行いました。なお、マンダムはNeuroAI(R) D-Planner(R)とあわせて、AIを用いない従来型の視線分析やアンケートを実施しています。
【 D-Planner(R)について 】
広告などの映像、画像を見たり聞いたりした際の脳反応を予測するAIであるNeuroAI(R)を用いて、それらの広告などが消費者や視聴者にどの様に届いたのか、受け止められたか、を予測することが可能なマーケティングソリューションサービスです。
D-Planner(R)を用いることで従来定量化が難しかった消費者や視聴者の反応をクラウドで瞬時に予測することで、多量なデザイン案から最も効果的なデザインの選定や、デザイン案の改善のための示唆を得ることが可能です。
※脳科学×AIモデルで人間の感性に迫る革新的なソリューションを開発する基盤NeuroAI(R)を活用しています。
【 今後について 】
アスマークはNTTデータとともに 、D-Planner(R)を用いて、多くのデザイン制作やマーケティングの業務改善、より精度の高いデザイン制作の支援を行っていきます。
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